徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

ラブリー・オールドメン

2008年04月03日 | ★★★




ラブリー・オールドメン
おすすめ度
原題:GRUMPY OLD MEN
制作:1993年 アメリカ (日本未公開)
制作:リチャード・C・バーマン  ジョン・デイヴィス
監督:ドナルド・ペトリー
脚本:マーク・スティーブン・ジョンソン
出演:ジャック・レモン ウォルター・マッソー ダリル・ハンナ ケビン・ポラック

晩年のジャック・レモン&ウォルター・マッソーの名コンビが大活躍の「ラブリー・オールドメン」です。

一年の大半が雪に閉ざされるミネソタ州の美しい町ワバシヤに住むジョン・グスタフソン(ジャック・レモン)とマックス・ゴールドマン(ウォルター・マッソー)は隣人同士。2人は幼い頃から現在まで、56年にわたっていがみ合っています。毎朝、「腰抜け」「アホウ」とあいさつを交わし、一緒にアイス・フィッシングに出かけても、決まって相手の釣った魚の数についてケチをつけたり、腐った魚を相手の車に投げ込。ジョンの娘んだり・・・。そんな彼らの前に、美しい大学教師のアリエル(アン・マーグレット)が、向かいの家に引っ越してきます。彼女に一目ぼれした2人の老人は彼女の愛を勝ち得ようと先を競い、対立はますます激しさを増していきます。


ほのぼのとしていて、サラリと観れるコメディ作品です。

おじいちゃん2人の素敵な友情物語。雪に閉ざされた町、おじいちゃんっていう設定がちょっとキッチン・ストーリーちっくでした。直訳だと原題の「GRUMPY OLD MEN 」は「気難しい老人」になっちゃいますが、これは邦題の「ラブリー・オールドメン」のほうがしっくりきますね。

ジャック・レモン&ウォルター・マッソーというと、ある一定の世代にはたまらないおふたり。安定したふたりの演技は見ていてほっとします。エンドロールに流れるNGシーンやメイキングがまたいい感じ。コメディ作品のこういうオマケ的なエンドロールが大好きなワタシとしては大満足です。

ちなみにこの作品には続編があるそうです。タイトルは「ラブリー・オールドメン~釣り大将 LOVE LOVE日記~」(爆)DVD化はされてないそうですが、観たい!どんな感じかは大体想像できますが(笑)


ラブリー・オールドメン@映画生活
前田有一の超映画批評



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