スイミング・プール
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原題:Swimming Pool
製作:2003年 フランス イギリス
製作:オリヴィエ・デルボス マルク・ミソニエ
監督・脚本:フランソワ・オゾン
出演:シャーロット・ランプリング リュディヴィーヌ・サニエ チャールズ・ダンス ジャン=マリー・ラムール マルク・ファヨール ミレイユ・モセ
キャッチコピー:見る女 見られる女
妄想と現実が混在した独特の世界観がたまらないフランソワ・オゾン監督の「スイミング・プール」です。
執筆の方向性に悩んでいたイギリスの女流ミステリー作家サラはある夏の日、出版社社長ジョンの勧めで南仏の彼の別荘を訪れます。そこは明るく静かで、誰にも邪魔されずに執筆できる最適な場所でした。ところがその日の深夜、突然社長の娘ジュリーが別荘にやって来ます。自由奔放な彼女は裸でプールを泳ぎ、毎夜男を連れ込むジュリーに苛立ち一向に仕事が進まないサラ。しかし、やがてサラは、ジュリーの若さと妖艶な振る舞いに強い刺激を受け、いつしか彼女をモデルに物語を書き始めるのでした。
すごい。意外性に脱帽。すっかりダマされました(笑)
途中まで、観たまんまで内容を受け止めていましたが、最後の最後で「あれっ??」となります。
まて、まて。整理してみよう。
と
あれこれ考えてみて、ようやく気づいたとき
「あーーー!すげえや!!」
と感嘆の声をあげていました。
サスペンスなので今日はここまでですが。
この話、すごいです。
気がついたとき、かなりスッキリします。
話をキチンと整理して再見したら、また違った味わいで楽しめる作品だと思います。
シャーロット・ランプリングとリュディヴィーヌ・サニエ。ふたりの女優の演技がすばらしくて、あの女性ならでは湿度の高い空気感がよく表現されていたと思います。
・スイミング・プール@映画生活
・前田有一の超映画批評