徒然映画日記。

食わず嫌いは卒業し何でも観よう。思い切りネタバレありの「観た帳」です。

めがね

2008年04月07日 | ★★




めがね
おすすめ度 
製作:2007年 日本
製作:小室秀一 前川えんま
監督・脚本:荻上直子
出演:小林聡美 市川実日子 加瀬亮 光石研 もたいまさこ
キャッチコピー:何が自由か、知っている。

かもめ食堂のスタッフ&キャストが再び集結して製作された「めがね」です。

ある春の日、タエコはとある海の美しい田舎町にやって来ます。そして空港から大きなトランクを携えて、民宿「ハマダ」に到着。観光する所もない田舎町で、ハマダに集う人たちは「たそがれる」のが得意な一風変わった者ばかり。毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師のハルナ、笑顔でカキ氷を振舞うサクラ。彼らのマイペースさに耐え切れないタエコは、ハマダを出て、町でもうひとつの民宿「マリン・パレス」に移る決心をします。

ゆるり、ゆるりとした時間と空気を満喫できる作品でした。
きれいな景色。
素朴な人たち。
そして美味しそうなごはんたち。

「編み物は空気も一緒に編む」
「梅はその日の難逃れ」
「ここにいる才能がありますよ」

などなど、心に残る台詞もたくさん。






なんですが
何でしょうか。
この感じ。
少し「狙いすぎ」な感じがちょっと残念・・・・。
ファンタジーとして観るべき作品だと分かっているんですが(汗)
あまりにも、薄っぺらい感じがして(毒)


ちょっと物足りなさの残る作品でした。

ちなみに。加瀬亮が最後に口にしてたドイツ語(?)は、どういう意味だったんですかね?


めがね@映画生活
前田有一の超映画批評



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