ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

沖縄の人々

2007年02月18日 | 旅のハナシ

今回の沖縄行きで出会った人たちを紹介(?)します。

まずは、なんと言っても、leileiさん

沖縄在住で、元気いっぱいのブログを書いておられる方です。
私のブログに最初のコメントを頂いたガーベラさんのところにお邪魔していて、
そこでコメントを書いていらしたleileiさんのところに私がお邪魔するようになりました。で、私のブログにも、ちょくちょくコメントを頂いています。

そのleileiさんに沖縄行きの直前に連絡を取り、お会いすることになりました。
お遊戯会でお疲れのところを呼び出してしまいました。
すみません。
で、当日お昼ののメールでは、
国際通りで会いましょう、としておきながら、
直前になって、DFSの3階にいきなり変更。
またまたすみません。
私とその連れの勝手な行動にも拘らず、気持ちよくおいでいただきました。

第一印象は「ブログ、そのまんま!」でした。
私がイメージしていた通りの方で、嬉しかったです。
「エイサーを踊るから、沖縄の人は肩こりしないんじゃないか」
とか、
「冬は暖かいし、夏は九州より涼しいんだから、
長生きする人が多いんだと思う」
とか、後で思い出すと、とっても失礼なことをバンバン言っていたような…
ひらにひらにお許しくださいませ。

leileiさんは、やっぱりガーベラさんつながりでお知り合いになった、
ピンクぶたさんともお会いになっています。
ほんと、ブログをやっていなかったら、
ガーベラさんがコメントしてくれていなかったら、
お会いすることも無かっただろうな、
そう思うと、本当に不思議な縁です。
いずれ浜松まで出かけて、ガーベラさんともお会いできたりしたら、
本当にすごいよね、ってお話ししたところです。
leileiさん、お時間いただいて本当にありがとうございました。

それにしても、沖縄って、美人さんが多い!
男の子も女の子も眼がきりっとしていて、かっこいいです。
そんな中、浦添の球場で眼に留まった、5歳くらいの男の子。

じいっと野球の練習を見ていたその子の後ろ頭のラインの絶妙さ。
私の絵では、美形さんは描けないのが残念です。
よおし、君も立派な野球少年に育ってくれよ。


沖縄では、もう一人。
浦添のスワローズのキャンプで練習を見ていた時のこと。
私の目の前に、2歳ぐらいの男の子とその父親らしい方が座りました。

その時にその子と目が合ってしまって、練習を見ながら、
「すごいねー、はやいねー」
と父親に話しかけながら、私のほうを一回一回見るんですよ。
そうなると、私、小さい子にちょっかい出すの大好きですから、
「すごいねー、早いねー」と一つ一つ返していきました。
飛行機も好きなようで、球場の上空を飛ぶ飛行機を見上げて、
知っている限りの飛行機の名前を挙げ始めました。
でも、その中に、理解できないものが。
「プロペラろかき」って何?としばらく考えて、分かりました。
「プロペラ旅客機」だわ!難しい言葉知ってるねえ。
楽しそうに練習を見ていたので、
「ヤクルト、好き?」と聞くと、
「好き!」と即答してくれました。よし、いいぞ!と頷くと、
おいしいねえ。今日も、飲んだ」ですと。
そっちのヤクルトですか。
とってもかわいい男の子でした。

ああ今年の沖縄は、例年以上に楽しかった。
(これで土橋さんもいれば、言うことなしですが)

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気になるものいろいろ 沖縄編

2007年02月14日 | 旅のハナシ

今日は大雨でした。

さて、私には色んなこだわりがあって、例えば、沖縄に行くと、
社会で教わったように、戸建ての家の屋根にも貯水タンクがあるのを見て、
ついつい写真を撮りまくります。
で、どんどん何をしに行ったのか、わけの分からない写真がたくさん溜まります。



また、マンホールのふたなどに地方色が出てるのを見つけると、また、パチリ。
これには、にっこり太陽マークが3つ付いています。
沖縄の日差しをイメージしたものでしょうか。



社内広告にも目を引かれます。これは歯医者さんの広告。
歯並び矯正のキャラクターが、シーサー。
これも沖縄ならではですね。



植物の種類が違うのも面白いですね。
この写真は緋寒桜。かんひ桜とも彼岸桜とも言うと聞いたことがあります。
違ったかな?
もちろん九州にも緋寒桜はありますが、沖縄の青い空をバックにすると、
色鮮やかさが増す気がします。



全然詳しくないですが、鳥にも興味があります。
これ、なんていう鳥なんでしょう。
桜の木に止まったところを撮りました。
人なれしているようで、結構近づいたのに、微動もしませんでした。
植物や鳥に詳しい人と旅行すると楽しいだろうなあ。


デジカメっていいですよね。どんなに変な写真をたくさん撮っても、
全然かさばらないし、気楽にバンバン撮れます。
でも、シャッターを切るタイミングが微妙に遅くなるのが玉にキズだな~。
スポーツシーンをうまく撮ることができません。
いや、単に腕が悪いだけですが。
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旅の終わりの…まとめ。

2006年08月29日 | 旅のハナシ
忘れ物。
前回の北海道旅行では、乾電池用充電器を部屋に忘れていってしまいました。
今回のイタリア旅行では、絶対に忘れ物をしないように、
毎日部屋を出る前にしっかり隅々までチェック。
よし、今回は忘れ物なし!

と思っていたのに。
しくしく。

愛用していた野球観戦用の双眼鏡を、
最終日、思い切りタクシーの中に置き忘れてきてしまいました。
おまけに今回の旅行では通りの名前を確かめるために1回使用しただけ。
本当は教会の細かい飾りだとかステンドグラスだとかを見るために持ってきたはずだったのに。
高かったのに。

何故そんなに忘れ物をするのか分からない
と言い切れる方もいますが、油断なんてしていないのよ。
精一杯気を張って生きているのよ。
これでも目いっぱいなのよ~

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デジカメの力。

2006年08月26日 | 旅のハナシ

えー、旅行に行くと、かなりの枚数の写真を撮ってしまいます。
フィルムを使っているときからそうでした。
最初からたくさんフィルムを持っていくと、歯止めがかからなくなるので、
旅行日数+2本が基本。(この場合、37枚撮りのもの)
えーと、これで計算すると、5日間の旅行だと、最大でも259枚(しか撮れない。)
今回は、デジカメ。カードは1ギガ。さらに前回の野球観戦のときにカードを追加して買ってしまったので、2ギガまで撮れることになります。
充電要の電池も充電器もちゃんと持っていきましたので、
私に歯止めをかけるものは何もありません。

結果。8百枚余り撮っちゃいましたよ。でも1ギガまでは行きませんでした。

基本的に、私は取扱説明書は余りよく読みません。
以前も書きましたが、熟読するのは、目次。
あとは、「こんな機能があったはずだけどな」と思いながらあちこち触ってみます。
たいした機能は使わないので、たいていはこれで事足ります。
今の機器は、結構表示が判りやすくできてるし。

今回の旅行で「付いてて良かった!」と思った機能は、
・12倍光学ズーム
・手振れ補正(これはたいていのものについてますね)
・ノイズリダクション
・マニュアル設定+モニター確認

12倍ズームは言うまでもないですが、天井の模様など距離があるものを撮る時は、
小さいものも大きく撮れて、嬉しい限り。

しまった。ちょいボケ。


こっちはくっきり。このときは、確か設定をいくらかいじったような記憶が。


教会の中で撮る写真はフラッシュ禁止のところが多く、それでなくてもあの雰囲気の中では、フラッシュをたく勇気はありません。ミサの最中だったところもあり、中にはキリスト像に向かって、一心に祈っておられる信者の方の姿もあちこちで見られました。できるだけ邪魔にならないように、シャッターを切りました。
当然のことながら、教会の中は暗いです。
普通に撮ったら、手振れでぼけます。
手振れ補正が役に立ったのはいうまでもありません。
さらにノイズリダクション機能という物がありまして、
どうも画像が暗いと判断すると、自動で露出時間を長くする機能のようです。
これで暗いところでも、かなりはっきり明るい画面で撮れます。
ただ難点は露出中は、動くわけにいかないという事。(露出時間が長いので)
三脚などは持っていっていなかったので、教会の中にある台座などにカメラを固定し、できるだけ動かないようにして撮ってみました。



ううん、この写真はちょっとボケボケですね。難しい。(この天使の顔がまた異様に色っぽいというか悪っぽいというか…。うまく写っていないのが残念)


ステンドグラスを撮る時に役立ったのが、マニュアル設定+モニター確認。
フィルムで撮っている時は、現像するまでどういう風に取れているのか分からないので、設定を適当に変えて何枚も撮っていました。
シャッタースピードは4秒~1/1000、絞りはF2.8~F8.0の間で設定できるようです。その時どう撮れるかが大体モニターで確認できるので、マニュアルでも何枚か撮ってみました。


さて、充電乾電池の持ちですが、大体4本1セットで200~300枚といったところでしょうか。
これが多いのか少ないのかは分かりません。
結構モニターで撮った写真の確認をしたりしましたし、ほぼ一日中起動状態だった割には保った方かも。

一眼(フィルム用)も持っているのですが、体力が無いので、軽いデジカメを持っていきました。そんな私ですので、三脚をもって行った方がいいのは分かっているのですが、これ以上荷物を重くするわけには…。
(一瞬荷物を似てもらった方に
「一体何を入れているの、このスーツケースは」
と驚かれてしまったし。

あ、そうだ。撮った写真をモニターで確認する時に、部分を大きくして見ることができたのも嬉しかったな。
結構シンプルな作りのカメラにしては、色々遊べるのが分かりました。
シンプルな機能のみのカメラでこれだけ遊べるんだから、一眼デジだともっと…
いや、イカン。これ以上「持ち腐れキング」になってしまっては。
せめて、今持っているのをもう少し使いこなせるようになってからにしないと。
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気になる…

2006年08月23日 | 旅のハナシ

昨日今日と雷さんが鳴ってます。
今日は雨も伴ったので、台風以来のお湿りです。

さて、旅の話はまだ続きます。
今回の出発が台風のトラブルを回避できなかったのは、チャーター便だったからでもあります。
チャーター便。そう、飛行機を一台借り切っちゃうんです。
で、似たような日程なんだけど、違う「売り」のツアーがいくつか企画されてました。その売りによって、お値段設定が全然違う。
私が申し込んだのは、フィレンツェでの自由時間があって、お値段が一番安いもの。お盆をはさんだ時期にしてはかなりお安いほうにはいるかと思います。
でね。お値段を安く上げるためには、ホテルと食事が犠牲になるんです。
ホテルの方は、まあまあでしたよ。不自由なく過ごせたし。
でもね、食事がね。

普通ヨーロッパの方のコンチネンタルスタイルの朝食といえば、パンとハム、チーズというのが定番でしょう。でも、毎日「青物」が無い食事は辛いものがあります。同じホテルでも、ランクによって食事が違うようで。

こちらの階は、やはりパンにチーズにサラミにハムにジャム。
ところが!

お隣のフロアのテーブルには、果物の姿が見える
朝食だけでなく、昼食夕食で寄るレストランのメニューにも、野菜類が撮っても少ない。普段は特に野菜好きでもない私ですら、野菜に餓えてきました。

こういう生活を続けていると、「青物」に過剰な反応をし始めます。

レ、レモンがぶら下がっている…。なんてうまそうなんだ…。
この店ではレモンの生ジュースを売ってました。
おいしかった~生き返った~
ちなみに、今回のツアーでオレンジジュースを頼むと、普通に「ファンタオレンジ」が出てきました。


朝食だけでなく、昼食で寄るレストランでも、ランクによってメニューが違うようでした。
あるとき、同じ会社の同じチャ-ター便できたらしいグループの、メニューの説明が聞こえてきました。
「トマトとモッツァレラチーズのサラダ」…ですと
こちらには申し訳程度にお野菜がついているだけでした。
そーかー。こんなところでお値段の差が出るのね。

そんなツアーでしたが、オプショナルツアーでポンペイに出かけたときの食事は、それまでの中で一番おいしかった!サラダもちゃんとついていましたし。
ところが、私のサラダについていた付けあわせのレモン。どう見ても、ヘタの部分なんです。

そこで、同行した方が、レモンを取り替えてもらうよう頼んでくれました。
すると、お店の方は、一旦お皿を取り下げようとしたんですが、何を思ったか、皿をテーブルに戻し、新しくレモンを皿の上に載せて持ってきてくれました。
「今度は大きなレモンですよ」
とにっこり笑って。

それがこれ。左側のレモンです。もう、大サービスの大きさです。
ああ、もう大笑いしてしまった。
茶目っ気たっぷりのウェイターさんでした。


ところで、私より10万円高い方のコースに参加した方の話では、朝はコンチネンタルスタイルでも、昼食夕食(というより、ディナー)には文句なし。カンツォーネ付きで大満足だったそうです。


今回のツアーで学んだこと。
ツアー料金を安く上げようと思ったら、ビタミン不足を覚悟すべし。
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ポンペイ または犬の昼寝

2006年08月22日 | 旅のハナシ

今日は仕事の関係で、バスに乗って移動することになりました。
普段、車で移動する時に通る道でもあります。
自信が無かったので、同僚に乗り継ぎ方をしつこく聞いていきました。
なのに。
外国で、自由時間に一人で行動する時より緊張するって、どういうことでしょう。
そんな時はたいてい路線図とかを片手に移動しますが、
地元での路線図って、見ませんよねえ。そんなものあるのかな。
でも、乗り間違えることなく、無事帰ってきました。

さて、今回はポンペイで撮った犬の昼寝の写真。
犬って、涼しいところを探して、穴掘ってひるねをしているのは日本でもよく見かけます。


最後の写真。日向です。穴も掘ってません。

あんた、そがんとこじゃ、あつかろーも。うだるっよっ!

と、熊本弁で話しかけても、びくともしません。

私たちが旅行した時期はなぜか涼しくて、日中も27,8度と、まるで避暑地のよう。
例年では考えられないそうです。
「前回(1,2週間前?)は35度越えて、倒れそうだったんですよ」
と添乗員さんもおっしゃってました。
こいつら(失礼)そんな時もここで昼寝してたんだろうか
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フィレンツェ3 空模様色々。

2006年08月21日 | 旅のハナシ

空の写真を撮るのが好きです。今回もたくさん撮りました。
その中から、フィレンツェの夕暮れから朝焼けまでの様子をUPします。


ミケランジェロの丘から見た夕日。



ホテルの窓から。あちこちで修復工事があっているのがちょっと見えます?



明かりが点り始めました。ううむ。思い切りピンボケ。



早朝。屋根の上にかすかに虹がかかってるんです。うまく撮れませんでしたが、
見えます?



橋の上から。見事な朝焼けでした。


同じく橋の上から。やはり早起きして朝焼けの写真を撮っている(多分)イタリア人の方がいました。ふふふ、人種は違っても考えることは同じですね。
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フィレンツェ2 旅の予習復習

2006年08月20日 | 旅のハナシ

旅行の予習は、皆さんどうされてます?
フィレンツェだメディチ家だと騒いでる割には、物知らずな私の予習時間は、移動時間です。幸い(?)海外旅行の移動時間は多いので、本を読む時間はたっぷりあります。
そこで、図書館で、こんな本を借りてみました。
メディチ家の盛衰〈上巻〉

東洋書林

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上下巻あります。
で、結果はといいますと。
外国人の名前って、なかなか頭に入ってきません。
おまけに出てくる人名にほとんど覚えが無い。同じページを何度も繰り返し読んでやっと何があったのかが少しだけ分かる。そんな状態でしたので、かなりの時間がかかりました。で、退屈すると、他のするするっと読める本に手を出してましたので、上巻を読み終わったのが、旅の最終日というていたらく。下巻はこれから読みます。上官が「盛」、下巻が「衰」のようです。下巻。返却期間内に果たして読んでしまえるんでしょうか。
(いや、本来は、学生の時にちゃんと読んでなきゃいけないのよ、こういうのは。)
(いやでも、学生の時はこういう本が存在するとか、検索するとか思いつきもしなかったのよ)

実は、図書館で、こんな本も予約していたんです。
フィレンツェ 旅の雑学ノート―メディチ家の舞台裏をのぞく

ダイヤモンド社

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旅の予習としては、こちらのほうが向いているかも。
予約したのは早かったんですが、届いたのが昨日。
私の予約順番が「1」になってからが長かったので、私の前の方が、この本を持ってフィレンツェに旅行していたものと推測されます。
ちょっとだけ覗いてみましたが、半日の自由時間では当然もったいない、見そびれたものがたくさんあったことが分かります。
逆に、私がちょっと気になって写真に撮っていたことについての解説があったりして、これはこれで嬉しい。
これからゆっくり読みたいと思います。

そしてね、読めば読むほどまた行きたくなるの。
ううん、いよいよ海外旅行でも、お一人様自由旅行でビューを企画しなきゃイカンだろうか。


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閑話休題 ビバ・イタリア!

2006年08月18日 | 旅のハナシ
台風はゆっくりゆっくりと熊本の上を通り過ぎているそうです。
今回の台風は風の力は大してないようですが、速度が「歩くほど」のスピードだそうで、どうしても雨量が多くなってしまい、そちらの被害が心配されているとの事。実際朝からずっと雨ですが、私が住んでいる所は、風はたいした事ありません。

さて、イタリアについて。実は私は大したことは知りません。
極楽イタリア人になる方法

ベストセラーズ

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以前この本を読んで持ったイメージは、
「イタリアって、どうにものんびりしたところらしい」というもの。
著者のジローラモさん。最近はテレビでも「元祖ちょい悪おやじ」としても時々でていらっしゃるような。私が初めてテレビでジローラモさんを見たのは、NHKの「イタリア語講座」ででした。なんかすごくノリのいいイタリアのおじさんがいるな、と。(失礼
(ちなみにこの本を姉に貸したところ、義兄が
「これ以上(姉を)天下無敵の極楽人間にしてどうするんだぁ」
と叫んでいました。
この本の中に、ずっと日本で暮らしていると、久しぶりのイタリアでののんびりペースにイラついてしまうことがある、という件があります。ましてや何事にも至れり尽くせり、お客様は神様ですの国日本の方がこういうところに来ると、目が点になることがたくさん。

空港に着くと入国検査。先日のコメント欄でも書きましたが、チャーター便だったせいか、パスポートの顔も見ずに印鑑を押しています。テロがあったばかりだというのに!さすがイタリア。

空港について30分ほどしても荷物が出てきません。やっと出てきたかと思うと、荷物を回すコンベアが度々止まります。けれど慌てる係員など一人もいません。さすがイタリア!
ポーターさんもゆったりしたもので、荷物を運び終わったのは到着してから1時間後。やるね、イタリア。


昼食のために立ち寄ったレストラン。ご主人の趣味かあちこちに時計が飾ってあります。各都市の時刻を表す時計もありましたが、全部長針が指している時刻が違います。ありえんでしょうそんなことは。さすがイタリア人。
ちなみにこのレストランの中の時計は、イタリア時刻に合わせてあると思われる時計すら、てんでに好きな時刻を指しておりましたよ。


とあるレストランでは、明らかに汚れが落ちていないグラスが堂々とテーブルに。そうよね、このくらいの汚れで病気になるわけでもないものね、ちゃんと洗ってあるし。(日本では考えられないけど)だって、イタリアだもん。



こういう国で生きていくと、日本人にすら異変が起きるらしい。
日本人で観光ガイドとして働いている人もいますが、人ごみの中をすたすた歩き、決して後ろを振り向きません。全員ついてきているか確認しているのはなぜか、ツアーに参加している人のほう。これはもちろんイタリア人のガイドの方も一緒で。
ん?イタリア人の資質のある人が、イタリアで働いてるって事か?


でもね。
とあるホテルに宿泊した時。ツアーの中のある方のお部屋。存在しない部屋が割り振られていました。
その階には545号室までしかないのにその方が割り振られたのは546号室。
や、これはいくらイタリア人でもイカンでしょう。
その方はさらに交渉を重ねてちゃんとした部屋をもらわれたようです。良かった。

いいなあ、イタリア。
細かいことを気にしていてはイカンのだよ。人間おおらかに生きていかなくてはね。
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フィレンツェ。1

2006年08月17日 | 旅のハナシ

今回のイタリア旅行の一番の目的は、フィレンツェを訪れることでした。
今を遡る事○年。大学で西洋美術史の講座を受けました。
テーマはルネサンス美術。
ボッティチェリ、フラ・アンジェリコなどなど。当然、ミケランジェロ、ダ・ヴィンチ、ラファエロなどについての話もありました。
細かいことは当の昔に忘れてしまいましたが、講座を担当されたY先生が最も熱を入れて講義されたのが、ミケランジェロへの愛(何だそれは)でした。
取り上げられたのは、かの有名な「最後の審判」でも「ピエタ像」でもなく、メディチ家礼拝堂に作られた彫像でした。いや、本当は「最後の審判」についても話されたのかもしれないけれども、要するに私の中にはこの講座で、
ルネサンス美術⇒ミケランジェロ⇒メディチ家の墓という図式が思い切り出来上がってしまったんです。
そして、いつかフィレンツェに行って実物をこの目で見るという夢が。

これまでも、何度もパンフレットなどで調べてみたのですが、なかなかこちらの希望に合うようなツアーって無いんですね。
フィレンツェでの自由時間があること。これは外せない。
なかなか期日や費用の面で折り合うものが見つけられませんでした。
ところが、今年の6月に、
「こんなのあるよ」
と同僚が教えてくれたのが、今回のツアーでした。
自由時間は半日しかないけど、でも、これを逃したら、一生行きそびれるかも。
そう思って、思い切って申し込んだのでした。(長いよ、前振りが

飛行機やバスなどの移動時間を利用して、開館時間と位置関係、私の「見たい度」で何処をまわるかを決定。午前中は徒歩での市内観光。自由時間(午後)が半日しかないので、パラティーナ美術館は断念。いいのよ。メインはミケランジェロだから。でも、ガイドブックやら何やらを読んでいる間に、「『受胎告知』めぐり」という新しいテーマも気になってきてしまったんですよ。よく覚えていないけど、これも授業で取り扱っていたような。

(サン・ロレンツォ教会)
で、やってきました、メディチ家礼拝堂。ミケランジェロ作の彫刻群とご対面です。本当は写真撮っちゃいけないんです。知らなかったんです。撮っちゃいました。ごめんなさい。(というわけで、写真は載せられないです)
あああ、ため息。やっぱり来て良かったあ。
礼拝堂というくらいですから、当然教会の中にあります。(隣接?)大きさや設置されている環境(これ以外と大事かも)は行って見ないとわからないし、彫りの濃淡なんて、この目で見なくては感じられなかったかもしれない。
この日は4か所めぐるつもりでした。ガイドブックによると、アカデミア美術館は土曜日は22時まで開いているということだったので、最後に回し、歩きつかれたのでコーヒーを飲み、19時過ぎにさてと入ろうとしたら、もう閉館時間との事。

がっくり。ダビデ像の現物を拝みそびれてしまいましたよ~



これはミケランジェロの丘に建つダビデ像。レプリカ。


夜のフィレンツェ。古い橋の上でギターの生演奏をやっていた。


フィレンツェは雨模様。夜中に雷雨の音にたたき起こされる。これは雷を撮ってやろうとして失敗した写真。

で、まだまだつづく。
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