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これ、ミュージカル「マリー・アントワネット」のパンフレット表紙です。
バックにあるのは草花を紋章化したものでしょうか。よく見ると、この紋章は、MAの文字が重なってできているように見えます。百合の花はブルボン王朝の紋章だそうですので、その関係もあるのかも。
この方面はとんと疎いので、この辺は全くの当てずっぽうです。
さらに下の方に白い「MA]の文字。おそらく二人の「MA」を象徴したデザインなのでしょう。
ミュージカルを見た後に、原作の遠藤周作さんの本のほうを読み始めました。
こちらも面白いです。まだ上巻を読み終えたばかりで、下巻を買おうと入ったお店にはありませんでした。しまった。上巻を買ったときに、一緒に買って置けばよかった。上巻を買ったお店、あ、確か今日で閉店しちゃうんだった
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話を戻します。小説の方は、お話はある意味淡々と進んでいきます。
これを、あのエネルギッシュなミュージカルに脚色しちゃうのって、すごい。
あんまり面白かったので、フランス語講座で、観劇の感想を熱っぽく語りましたところ、生徒さんたちの反応はとっても薄かったです
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ミュージカルには興味が無いという方ばかりで、
「話しながらいきなり歌いだすなんて信じられない。感情表現も大げさで、気持ちが悪い」
とまで言われてしまいました
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音楽的な素養は全く無いので、楽曲的なことは全く分かりません。
でも、例えばデュエットの掛け合いの中で、同じ言葉を繰り返していながら、歌の中で感情が変わっていったりするのを聞いていると、ある意味スリリングでもあるんですよね~。面白いなあ、と私は思うんですが。
どうも、私は、結構こういう「面白がりポイント」を多めにもっているのかもしれないと、最近思うようになりました。
あ、そういえば、私味オンチなんですよ。
グルメじゃないので、上品な味の良さは味わえませんが、薄味でも濃い味でも大丈夫!よっぽどのことが無ければ、塩味か濃いの薄いので文句は言いません。糸を引くねばねば系で無い限り
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演劇や映画、小説などもそれと一緒で、たいていのものは楽しめる自信があります。
あ~、味オンチって、ある意味幸せなことなのねえ
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というのが、今回の観劇の結論であります。
以上。
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