ひいらぎ通信

日常のささやかな幸せを拾い集ようと、ブログ、始めてみました。

システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡

2013年09月30日 | Weblog
システィーナ礼拝堂500年祭記念 ミケランジェロ展―天才の軌跡
東京にせっかく行くのだから、何か展覧会はないかと検索したら、
ミケランジェロ展がヒットしました。

で、行ってきました。

今年の夏、イタリアでシスティーナ礼拝堂を実際に見てきたので、
デッサン(ほとんどがご自身の手で廃棄され、残っているものは少ないとのこと)や手紙などの展示は興味深かったです。
よく図版などで見られる「レダの頭部」のデッサンもありました。

やっぱり、図版と肉筆とは違う!
筆圧があるもの。
走り書きとかね、
試行錯誤の跡とかね、
「ああ、この紙の前に、本当にミケランジェロという人間が立っていたんだ!」
て、しみじみとしました。

4Kテレビで撮影したという10分ほどの映像も流れていました。
4Kって何?何か聞いたことが…
あ!ハイビジョンの先を行く、もっと細密な画像表示が可能だというやつだ!
そういえば、すっごい細部まで鮮明。
礼拝堂の天井画や壁画がアップで写されましたが、
筆跡まで鮮明です。
輪郭線も残っているのがはっきり見えます。
どんな高価な画集でも、紙面に限界がありますが、
大画面でここまで精密な画像が見られるのなら、
4Kすごいです。
でも、家庭用テレビにはハイビジョンで十分かも。
美術館、博物館では大活躍できると思うよ、4K。


イヤホンガイドも進化している。
パンフレットの画像ををペンタイプのリーダーでなぞるだけ。
パンフレットはそのまま持ち帰れるし、どこの解説かもわかりやすいし。
すぐれもの。



ミュージアムショップには、ルネサンス美術関係の本がずらり。
どれも面白そう。
だけど、こんなに読めません…。
図書館にある本もあるかもと思って、
本のタイトルが分かるように写真を撮ってきました。
この写真の何倍もあったのよ、書籍だけで。
図版もたくさんあったよ。

今年のツアーで不満なところもたくさんあったので、
海外旅行はもういいかなあと思ったのだけど、
やっぱり自分の目でゆっくり見る時間は欲しいかも…。
ツアーガイドさんに、
「いつが美術館巡るには良いですか?」
と聞いたら、
「冬ですね」とのこと。
冬かあ。寒いよなあ。
完璧に観光ではなく美術館巡りだなあ。
退職してからだなあ。
体力があるうちに。
宝くじ当たらないかなあ。
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