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実は、職人というものに憧れている私。
「モノを作る」ということに憧れるのと、根っこは同じ気がします。
この本は、「痛くない注射針」を作ったということでも有名な岡野さんの語りを
文章化したもののようです。
もうね、「人のやれないことをやる」というタイプの職人さんですから、
思い切り「俺様」な発言の連続です。
自分の仕事は安売りしない。
それもこのくらい自負も大きなものがあると、痛快ですらあります。
こういうオヤジと話すのは楽しいだろうなあ。
自分の父親だったら「このくそオヤジ!」と言いたくなる事もあるかもしれないけど。

で、また、奥さんも偉いね。
年収3万5千円なんて時期もあったそうですから。
会計は全て奥さん任せだったそうですから、
どうやってやりくりしたんだろう

なまじっかでない成功を収めるためには、目先だけの利益にとらわれてはいけない。肝を据えることが出来るかどうか。また、半端でない努力を惜しまないということも肝要のようです。俗人には全く望むべくも無いですが。

こういった、こだわりと信念を持った職人気質の
人が大好きなんですよ。
『自分』というものをしっかりと持ってますしね。
確かに成功するまでは奥様も大変だったことでしょう。
でも、奥様が一番の理解者であったからこそ
ここまでこれたのでしょうね。
自分が無くては、こんな成果を挙げることはできなかったでしょうね。
「変わり者でいいんだよ」
って、自信もって言い切っちゃってますもの。
すごいわ。
こういうからの奥さんも、肝座ってないと、出来ないですよね