日本サッカー協会公式サイト参照
第98回全国高校サッカー選手権大会2回戦
2020年01月02日 12:05 KickOff 浦和駒場スタジアム
昌平高校 2-0(0-0,2-0) 興國高校
得点
46分 10須藤直輝
(後半6分、ペナ内で2,3人に囲まれながらのシュート)
51分 8鎌田大夢
(後半11分、興5平井がビルドアップでボールを失い、8鎌田がGKと1対1をゴール)
昌平
GK 1 牧之瀬 皓太
DF 2 西澤 寧晟
DF 4 柳澤 直成
DF 5 大竹 琉生、左利き
DF 12 柳田 亘輝
MF 6 柴 圭汰2年
MF 7 紫藤 峻
MF 8 鎌田 大夢、J3福島内定、日本代表の鎌田大地の弟
MF 10 須藤 直輝 (Cap、2年)
MF 14 小川 優介2年
FW 11 小見 洋太2年
11
7 10 8
6 14
5 4 2 12
1
交代
12 柳田 亘輝▼74分 OUT 3 高橋 孝太▲74分 IN
7 紫藤 峻▼80分 OUT 18 下村 和暉▼71分 OUT
興國
GK 1 田川知樹、2年、横浜マリノス
DF 3 中島超男、2年、関西大学
DF 5 平井駿助、2年、横浜マリノス
MF 2 橋本丈、左利き、関東学院大学
MF 4 田路耀介 (Cap.) 、ツエーゲン金沢
MF 8 高安孝幸、ツエーゲン金沢
MF 11 南拓都2年、横浜マリノス
MF 16 湯谷杏吏2年、中央大学
FW 9 杉浦力斗2年、ツエーゲン金沢
FW 10 樺山諒乃介2年、マリノス→モンテディオ山形
FW 18 下村和暉 、大阪学院大学
9
18 10 11
16 4
2 5 3 8
1
交代
16 湯谷 杏吏▼67分 OUT 7 山﨑希一、中央大学▲67分 IN
18 下村 和暉▼71分 OUT 6 浜崎匠海、九州産業大学▲71分 IN
11 南 拓都▼74分 OUT 17 萬谷裕太、日本大学▲74分 IN
8 高安 孝幸▼80分 OUT 15 芝山和輝、関西大学▲80分 IN
2 橋本 丈▼80+1分 OUT 14 山本翔、大阪経済大学▲80+1分 IN
昌平
チームとしては、プレス、チェイシングが良い。
CFの11小見選手のハードワークが良かった。
7紫藤、10須藤、8高安。3人とも右利きのドリブラー。
興国
チームとしては、CBが幅を取って、GKと3人でビルドアップを取るサッカー。
2失点目は、持ち味のビルドアップを突かれての失点。
初の選手権で、アウェーで委縮してしまったのか、何も出来なかった。
前半0本、後半2本のシュートでは、勝てない。
横浜へ加入するのがGK田川、DF平井、MF樺山、南で、J2金沢に加入するのがFW杉浦。
2019/12/25 読売新聞
第98回全国高校サッカー 話題校を追って
尚志(福島) エース欠場 乗り越え
選手権大会の開幕が半月ほど後に迫った今月中旬、
雪がちらつく人工芝のピッチ脇に、練習を見つめる
エースがいた。3年、染野唯月(いつき)。前回大会準決勝の
青森山田戦でハットリックを達成し、計5ゴールで大会得点王に
輝いたFWは、故障のため、最後の選手権を欠場することとなった。
9月頃から腰に痛みを抱え、11月17日の福島県大会決勝は、
痛み止めを飲んで強行出場。自身のゴールで1-0と勝利し、
6大会連続11度目の全国へ導いた翌日、腰椎分離症と
診断された。「悔しくて、悩んで、監督やチームメイト
と何度も話し合った」と明かす。来季のJ1鹿島加入が内定
しており、将来のためにも無理できなかった。
仲村浩二監督(47)は、「お前がベンチにいるだけで
存在は大きい。前回の経験も伝えられるし、相手の脅威
にもなる」と説得した。しかし、染野の意思は固かった。
「プレーできる3年生を、自分の代わりに入れてほしい」
ともに汗を流した仲間に大会登録枠を譲り、
裏方として支える決断を下した。
エース不在の影響は大きいが、指揮官は「染野がいない
ことも想定していた」と語る。高円宮杯U18プレミアリーグ
東地区にも参戦。1季で降格となったが、
レベルの高い相手との切磋琢磨で、「選手層の
上積みは間違いなく感じている」(仲村監督)という。
主将のFW山内大空(そら)は、「全員でやってやろう
という一体感が生まれている」と結果を強調する。
夏の高校総体でも、染野が腰の故障で万全でない中で
4強入りしたことも自信になった。アクシデントを
力に変え、初の全国制覇へ突き進む。(宮地語)
2020/12/26 読売新聞
興国(大阪) 独自の育成 個人技磨く
近年、毎年のようにJリーガーを輩出してきたが、
全国大会出場は創部55年目で初となる。「興国の評価を
高めたい」と意気込むのは、J2金沢入りが決まっている
主将のMF田路(とうじ)耀介。各選手の高い個人技を生かし、
全国切符を勝ち取った。
グラウンドでは、定期的に部員が約1時間半、ドリブルを
繰り返す。外部コーチを招いて器械体操やヨガを行う
こともあり、しなやかな体の動きを磨いている。スムーズに
ボールを扱えるようにと、重さや大きさ、軟らかさを
変えたもので練習するのも特徴だ。
2006年就任の内野智章監督(40)は、強豪がひしめく大阪で
「よそと同じことをしても意味がない」と独自の育成方針を
打ち出してきた。2年生を毎年スペインに派遣し、プロ指導者の
下で研修させ、強豪バルセロナの下部組織などとの練習試合
から欧州との差を意識させている。
就任当初は10人あまりだった部員も、今では約270人となり、
17、18年度は計6人がプロに進んだ。「どのレベルになれば
上のステージで通用するかが、下級生にも明確になった」
(内野監督)と好循環も生まれ、今年度も田路ら2人のJ2加入が
内定。OBの古橋亨梧(きょうご、神戸)は日本代表入りを果たした。
府大会は苦杯をなめ続けてきたが、今季はひと味違う。
U17日本代表に選ばれたMF横山諒乃介、FW杉浦力斗を
中心に、ボールを保持して果敢にゴールを狙うスタイルだが、
守り切る試合もできるなど、成熟したチームになりつつある。
内野監督は「高校はプロで活躍するための通過点。でも、
今回しか初当場初優勝は狙えない」野心的な目標を抱き、
全国デビューの日を心待ちにしている。(井上敬雄)
2019/12/27 読売新聞
筑陽学園(福岡) 起用法変更 守備が安定
今月中旬、校内にある人工芝のグラウンドでは、笑みを
浮かべていつも通りの練習をこなす部員たちの姿があった。
「何も変えることはないよ、という話はしている」と
青柳良久監督(45)。その言葉からは県大会を制した
自信がのぞく。
今季、九州地区の強豪校やJクラブユースで争う
「プリンスリーグ九州」に所属したが、9チームを相手に、
18試合でリーグワーストの37失点。3勝しかできなかった。
チームが変わり始めたのは11月。右膝を手術し、出場が
減っていたDF岡宗万をセンターバックに起用。MF古賀健琉を
ボランチから右サイドバックに移した。シーズン中の
コンバートは「ばくち的なもの」(青柳監督)だが、
守備の連携が良くなり、守備が安定した。
選手権県大会は準決勝までの3試合を1失点。
3年連続で同じ顔合わせとなった東福岡との決勝は
無失点に封じ、選手権出場を決めた。
2003年度の選手権は初出場で準優勝。監督として
これまで2度、全国の舞台に導いた吉浦茂和総監督(62)は
「このチームは何かを持っている気がする。1回戦で
勢いが出れば16年前の再現となるかも」急成長を遂げた
自分たちのサッカーを信じ、再度の快進撃を狙う。(古藤篤)
8月31日(火)閲覧数:535PV 訪問者数:328人
第98回全国高校サッカー選手権大会2回戦
2020年01月02日 12:05 KickOff 浦和駒場スタジアム
昌平高校 2-0(0-0,2-0) 興國高校
得点
46分 10須藤直輝
(後半6分、ペナ内で2,3人に囲まれながらのシュート)
51分 8鎌田大夢
(後半11分、興5平井がビルドアップでボールを失い、8鎌田がGKと1対1をゴール)
昌平
GK 1 牧之瀬 皓太
DF 2 西澤 寧晟
DF 4 柳澤 直成
DF 5 大竹 琉生、左利き
DF 12 柳田 亘輝
MF 6 柴 圭汰2年
MF 7 紫藤 峻
MF 8 鎌田 大夢、J3福島内定、日本代表の鎌田大地の弟
MF 10 須藤 直輝 (Cap、2年)
MF 14 小川 優介2年
FW 11 小見 洋太2年
11
7 10 8
6 14
5 4 2 12
1
交代
12 柳田 亘輝▼74分 OUT 3 高橋 孝太▲74分 IN
7 紫藤 峻▼80分 OUT 18 下村 和暉▼71分 OUT
興國
GK 1 田川知樹、2年、横浜マリノス
DF 3 中島超男、2年、関西大学
DF 5 平井駿助、2年、横浜マリノス
MF 2 橋本丈、左利き、関東学院大学
MF 4 田路耀介 (Cap.) 、ツエーゲン金沢
MF 8 高安孝幸、ツエーゲン金沢
MF 11 南拓都2年、横浜マリノス
MF 16 湯谷杏吏2年、中央大学
FW 9 杉浦力斗2年、ツエーゲン金沢
FW 10 樺山諒乃介2年、マリノス→モンテディオ山形
FW 18 下村和暉 、大阪学院大学
9
18 10 11
16 4
2 5 3 8
1
交代
16 湯谷 杏吏▼67分 OUT 7 山﨑希一、中央大学▲67分 IN
18 下村 和暉▼71分 OUT 6 浜崎匠海、九州産業大学▲71分 IN
11 南 拓都▼74分 OUT 17 萬谷裕太、日本大学▲74分 IN
8 高安 孝幸▼80分 OUT 15 芝山和輝、関西大学▲80分 IN
2 橋本 丈▼80+1分 OUT 14 山本翔、大阪経済大学▲80+1分 IN
昌平
チームとしては、プレス、チェイシングが良い。
CFの11小見選手のハードワークが良かった。
7紫藤、10須藤、8高安。3人とも右利きのドリブラー。
興国
チームとしては、CBが幅を取って、GKと3人でビルドアップを取るサッカー。
2失点目は、持ち味のビルドアップを突かれての失点。
初の選手権で、アウェーで委縮してしまったのか、何も出来なかった。
前半0本、後半2本のシュートでは、勝てない。
横浜へ加入するのがGK田川、DF平井、MF樺山、南で、J2金沢に加入するのがFW杉浦。
2019/12/25 読売新聞
第98回全国高校サッカー 話題校を追って
尚志(福島) エース欠場 乗り越え
選手権大会の開幕が半月ほど後に迫った今月中旬、
雪がちらつく人工芝のピッチ脇に、練習を見つめる
エースがいた。3年、染野唯月(いつき)。前回大会準決勝の
青森山田戦でハットリックを達成し、計5ゴールで大会得点王に
輝いたFWは、故障のため、最後の選手権を欠場することとなった。
9月頃から腰に痛みを抱え、11月17日の福島県大会決勝は、
痛み止めを飲んで強行出場。自身のゴールで1-0と勝利し、
6大会連続11度目の全国へ導いた翌日、腰椎分離症と
診断された。「悔しくて、悩んで、監督やチームメイト
と何度も話し合った」と明かす。来季のJ1鹿島加入が内定
しており、将来のためにも無理できなかった。
仲村浩二監督(47)は、「お前がベンチにいるだけで
存在は大きい。前回の経験も伝えられるし、相手の脅威
にもなる」と説得した。しかし、染野の意思は固かった。
「プレーできる3年生を、自分の代わりに入れてほしい」
ともに汗を流した仲間に大会登録枠を譲り、
裏方として支える決断を下した。
エース不在の影響は大きいが、指揮官は「染野がいない
ことも想定していた」と語る。高円宮杯U18プレミアリーグ
東地区にも参戦。1季で降格となったが、
レベルの高い相手との切磋琢磨で、「選手層の
上積みは間違いなく感じている」(仲村監督)という。
主将のFW山内大空(そら)は、「全員でやってやろう
という一体感が生まれている」と結果を強調する。
夏の高校総体でも、染野が腰の故障で万全でない中で
4強入りしたことも自信になった。アクシデントを
力に変え、初の全国制覇へ突き進む。(宮地語)
2020/12/26 読売新聞
興国(大阪) 独自の育成 個人技磨く
近年、毎年のようにJリーガーを輩出してきたが、
全国大会出場は創部55年目で初となる。「興国の評価を
高めたい」と意気込むのは、J2金沢入りが決まっている
主将のMF田路(とうじ)耀介。各選手の高い個人技を生かし、
全国切符を勝ち取った。
グラウンドでは、定期的に部員が約1時間半、ドリブルを
繰り返す。外部コーチを招いて器械体操やヨガを行う
こともあり、しなやかな体の動きを磨いている。スムーズに
ボールを扱えるようにと、重さや大きさ、軟らかさを
変えたもので練習するのも特徴だ。
2006年就任の内野智章監督(40)は、強豪がひしめく大阪で
「よそと同じことをしても意味がない」と独自の育成方針を
打ち出してきた。2年生を毎年スペインに派遣し、プロ指導者の
下で研修させ、強豪バルセロナの下部組織などとの練習試合
から欧州との差を意識させている。
就任当初は10人あまりだった部員も、今では約270人となり、
17、18年度は計6人がプロに進んだ。「どのレベルになれば
上のステージで通用するかが、下級生にも明確になった」
(内野監督)と好循環も生まれ、今年度も田路ら2人のJ2加入が
内定。OBの古橋亨梧(きょうご、神戸)は日本代表入りを果たした。
府大会は苦杯をなめ続けてきたが、今季はひと味違う。
U17日本代表に選ばれたMF横山諒乃介、FW杉浦力斗を
中心に、ボールを保持して果敢にゴールを狙うスタイルだが、
守り切る試合もできるなど、成熟したチームになりつつある。
内野監督は「高校はプロで活躍するための通過点。でも、
今回しか初当場初優勝は狙えない」野心的な目標を抱き、
全国デビューの日を心待ちにしている。(井上敬雄)
2019/12/27 読売新聞
筑陽学園(福岡) 起用法変更 守備が安定
今月中旬、校内にある人工芝のグラウンドでは、笑みを
浮かべていつも通りの練習をこなす部員たちの姿があった。
「何も変えることはないよ、という話はしている」と
青柳良久監督(45)。その言葉からは県大会を制した
自信がのぞく。
今季、九州地区の強豪校やJクラブユースで争う
「プリンスリーグ九州」に所属したが、9チームを相手に、
18試合でリーグワーストの37失点。3勝しかできなかった。
チームが変わり始めたのは11月。右膝を手術し、出場が
減っていたDF岡宗万をセンターバックに起用。MF古賀健琉を
ボランチから右サイドバックに移した。シーズン中の
コンバートは「ばくち的なもの」(青柳監督)だが、
守備の連携が良くなり、守備が安定した。
選手権県大会は準決勝までの3試合を1失点。
3年連続で同じ顔合わせとなった東福岡との決勝は
無失点に封じ、選手権出場を決めた。
2003年度の選手権は初出場で準優勝。監督として
これまで2度、全国の舞台に導いた吉浦茂和総監督(62)は
「このチームは何かを持っている気がする。1回戦で
勢いが出れば16年前の再現となるかも」急成長を遂げた
自分たちのサッカーを信じ、再度の快進撃を狙う。(古藤篤)
8月31日(火)閲覧数:535PV 訪問者数:328人