ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

バイク 若者も気軽に 無料レンタルや名車復刻 メーカー各社新サービス

2021-09-16 | Weblog
2020年令和2年1月14日火曜日
読売新聞朝刊、経済面、文字起こし

バイク 若者も気軽に
無料レンタルや名車復刻
メーカー各社新サービス

二輪メーカーが、若者や女性を取り込もうと、
レンタルなどの新サービスに相次いで乗り出している。
バイクの購入者は中高年の男性に偏っている。
少子高齢化による市場の縮小に歯止めをかけるため、
顧客の若返りを迫られている。(井戸田崇志)

販売低迷 女性にも狙い

ホンダは昨年9月下旬、原付きバイクの
無料レンタルサービス「HondaGO BIKE STAND」を
京都市で始めた。アートをテーマにしたホテルに
宿泊する若者向けに、2台のバイクを提供している。
「まずは関心を持ってもらう」
(二輪事業本部の大西孝治氏)ことを重視した。

ホンダは8月以降、レンタル事業を京都市のほか、
神奈川県鎌倉市と福島県猪苗代町の計3か所で
展開する。12月末までに230人の利用があり、20~30代が
半数を占め、女性の比率は4割程度だった。期待通りの
結果を受け、今後も拠点を増やしていく方針だ。

ヤマハ発動機も2018年10月から有料で
「ヤマハ バイクレンタル」を始めている。
排気量401~749ccの中型を8時間借りた場合、
料金は1万3000円だ。利用者の平均年齢は40.3歳で、
結婚や引っ越しなどを機にバイクを手放してしまった
人が多い。「時々でも運転する環境を整備し、
子育てなどが一段落したら戻ってきてもらう」
(ヤマハ発動機販売の井下田憲弘氏)狙いだ。

川崎重工業のバイク専売店「カワサキプラザ」では、
有名ブランドと共同で企画した衣料品や雑貨など
もそろえ、女性客を呼び込んでいる。現在は全国に
約50店だが、将来は120店に増やす計画だ。

18年の二輪車販売台数は約37万台で、ピークの1982年の
9分の1に落ち込んだ。日本自動車工業会が2017年に
実施したサンプル調査では、新車購入者の平均年齢は
52.7歳だった。1980年前後のバイクブームを経験した
世代が、需要を支えている。

最近では、過去の名車をモチーフにした新車の投入が
続いている。川重は、70年代に高い人気を誇った「Z1」
の系統を継ぐ。「Z900RS」を販売する。ホンダも
50ccだった「モンキー」を125ccに大型化して復刻した。
スズキは昨年5月、日本刀をイメージした「カタナ」の
新型を約19年ぶりに発売した。

昨年の販売台数(原付きは除く)は、前年比で数%増
となる見込みだ。往年のファンからの支持に加え、
「レトロさが新鮮だ」と受け止める
若者も、少しずつ増えているという。

二輪車の販売台数は大きく減少している
(日本自動車工業会調べ)

1980年 約240万台
1982年 約327万台(ピーク)
1985年 約220万台

1990年 約170万台
1995年 約130万台
2000年 約80万台
2005年 約70万台

2011年 約39万台
2012年 約39万台
2013年 約41万台
2014年 約40万台

2015年 約39万台
2016年 約37万台
2017年 約38万台
2018年 約37万台





9月15日(水)閲覧数:517PV 訪問者数:362人

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