凡庸な私

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2008-04-23 04:52:53 | Weblog
「極めて不当な判決」母子殺害事件被告の弁護団が会見(読売新聞) - goo ニュース
もが満足の行く結論が裁判の場で出ないのは、ソレが弁護人と云う第三者が「罪」のランクの位置付けを検察と競うディベイト会場であるからだ。
ゲームに於ける手駒としての「証拠」「供述」には利用出来る物と出来ない物が在り、「実」を取る為には選択の必要がある事を今回の裁判は教えている。
「理屈」では無い「感情」を法廷の場以上に「世間」に訴え続けた被害者遺族に軍配が上がった事が今後実施される裁判員制度に与える影響を危惧する声も在るが、此のまま何処からが死刑なのか曖昧なままに一般人に判決を委ねれば「市民感情」に傾く可能性は高い。
ただ、「上告」により判決は確定せず、再び最高裁へ場を移す事に為るそうだ。
どうでも良いが今の時期に「死刑廃止」論者の意見を採り上げるマスコミが居るかどうかに少し興味が在ったりする。
コメント (3)
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