凡庸な私

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拳闘

2009-12-19 05:18:38 | Weblog
長谷川穂積、4回TKO勝ちで10連続防衛(読売新聞) - goo ニュース
の名が表す通りに「殴る」事に特化した最もシンプルな格闘技は体格の有利を得る為に階級を下げる事で過酷な減量を強いられる矛盾との闘いが前提にある事が、極めてストイックなイメージからドラマを感じさせる事を具体化した「あしたのジョー」(作・ちばてつや、高森朝雄)に詳しい。
頭部への打撃から脳に異常を来たす危険等の割に報われる点が少ない事が平和国家での参加人口を減少させて来たのもハングリースポーツならではだが、興行的に利益を齎すだけのスターは持て囃される事で脆弱に為って行く矛盾も有り、先日に世界王者に為ったボクサーが高視聴率を稼いだ事がニュースに為っても、試合内容の評価が高くないのは「宣伝」が過剰だったゆえだ。(亀田対内藤戦は興味が無く、見ていない)
何時の間にか記録的な防衛を重ねようとして居る長谷川選手が試合後に語った「地味に遣ってゆく」旨の発言には胸を打たれる物が有る。
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