サプライズ

「靴で米打ちのめした」　イラク人、拘束記者を英雄扱い(朝日新聞) - goo ニュース
としてのイラク来訪は任期切れを来月に控えたブッシュ大統領にとって、為した「仕事」の最後の確認だった様に伺える。
テロ国家イラクの独裁者フセインを倒す事が民主化を促す道だったと理解は出来ても、戦争を仕掛けた理由の一つであった「核」の保有は最初から存在しない事を承知の上の「難癖」だったとも言われて居る。
国民を解放した平和の使者が去り際に「靴もて追われる」のも米兵を含め数千に及ぶ多数の死者を生んだ政権の主に相応しい幕切れだったのかも知れない。

記憶

殺意は？責任能力は？死刑求刑の長久手籠城、判決は１７日(読売新聞) - goo ニュース
が保てぬ自身をリアルに感じるのは、ほんの一年程前の事件を綺麗に忘れて居るのを「知った」時だ。
勤務先で同室のＦ君が篭城犯大林久人被告（５２）に射殺された林一歩警部（当時２３）を知って居たのは当人同士が同じ学校に通ったからだったのか、夫人の方と同期だったのか、彼が事件後程無く職場を移転して行った今は確認する気にも為らない。
写真は一年前に散弾銃で二名の死者と六名の重軽傷者を出した長崎県佐世保市のスポーツクラブ。
容疑者馬込政義は事件後付近の教会で自殺したのだったが、これも当然の様に忘れて居る。

順序

ブッシュ政権、ビッグ３支援へ安定化法活用を検討　(産経新聞) - goo ニュース
立てて考えると、世界規模の不況の発端が単純にサブプライムローンの破綻だけに有った訳では無いと知れる。
販売台数の減少し続ける燃費の悪いアメ車は国内では安いガソリンの値段に支えられて居るとしても、世界の一般市民相手にセールス出来る商品では無い。
高賃金を組合に守られ、ローンで好きな物を買い、貯蓄に関心を持たない国民（ばかりではなかろうが）性は、アメリカの歴史と政治が培った物だ。
今度のバブルには踊らなかった筈の日本も大きな打撃を受けて居るが、「消費の冷え込み」で経済が活発化しない、とか言っていた政治家は食うのに困って居ない。

一文字

今年の漢字は「変」、清水寺で発表(朝日新聞) - goo ニュース
で一年を表すのを催しとして公募し、暮れに清水寺で発表する様に成ったのは阪神・淡路大震災の起こった１９９５年からで、当然其の時の文字は「震」であった。
ブログのタイトルが必須との事で最初の内は普通に付けていたのが何やら照れ臭く、「簡単に」一文字にして居た頃も在る。
一年は「一言」で語れる物では無いので、意味の拡がる「単体」は最大公約数的に自ずと決まる様にも思える。

成果

米、対北戦略を再考へ＝エネルギー支援見直しも(時事通信) - goo ニュース
を上げるのに焦る余り北の核カードに対してテロ国家指定解除を含む援助策を推し進めた米国の対応は、ヒル国務次官補のスタンドプレーだった、との声もある。
真偽は兎も角、「今後、米朝二国間協議は行わない」とヒル氏は不調に終わった六カ国協議後に示したそうだが、任期の切れる彼の与り知る所では無い。
「先送り」を受けるオバマ政権は融和対策が予想されて居り、不安視されても居るが案外、現政権よりマシかも知れない。