職場

現場監督の指揮下、極限の耐乏生活…落盤事故(読売新聞) - goo ニュース
で話題に上るまで南米チリの鉱山事故の事を知らなかったので、詳細を知らない者の又聞きと云う事もあって情況の窮屈さを想像し、残暑の続く中で疲労して居る我が身を思い、生存を続ける事の困難さまでを考えて息が詰まったが、帰宅後に改めて記事を見直すと地下シェルターの面積に対する生存者三十三人の居住空間が一人一畳に満たないにしても、天井の高さは四メートル有り、未だ移動できる坑道が二キロ有るそうで「閉ざされて居る」にしては幾らかの余裕が感じられる。
地下七百メートルの空間からの救出には更に四カ月の時間を過ごさねば為らない現実を閉ざされた労働者達は今の処知らされて居ないそうだが。

偽薬

ホメオパシーは「荒唐無稽」　学術会議が全面否定談話(朝日新聞) - goo ニュース
（プラセボ）同様であると、検証が進むほどに確実に為る民間療法「ホメオパシー」については記事を読んで初めて知った事も有って、ウィキ等を見るに至ってはコンナ「詐欺」行為を認める医療従事者がいるのか、と、驚かされる。
肉体が健全であれば怪我も病も自然に治癒する、との常識が頭に刷り込まれた世代（かどうか知らない）なので、余程の事が無ければ病院には行かないし、先日、足の骨を折った際に処方された痛みと炎症止めの薬にしても、座薬を含めて三種類も有ったが、ビールを飲むのを優先して（暑かったので）殆ど服用して居ない。

犯人

人質８人死亡＝バス乗っ取り犯は射殺―マニラ(時事通信) - goo ニュース
が元警察官だった事が、中国観光客を人質に選んだ動機に為った訳でも無いだろうが、騒動の国際化と観光業のダメージを思い、アキノ大統領も頭が痛かろう。
昨年、薬物犯罪捜査に絡む不当逮捕事件に連座したとして免職に為ったマニラ警察の元警部が免職の取り消しを求め、自動小銃と拳銃で武装して観光バスに乗り込んだ行為は無茶苦茶だが、男の年齢が五十五歳だった事にも怪訝なモノを感じる。

絵画

ゴッホの絵画、２度目の盗難 カイロの美術館から(共同通信) - goo ニュース
の価値と価格が正当なモノであるかどうかは最早問題にされず、此の世に居ない画家の手によるモノかどうかの真贋を鑑定する専門家と、「動産」を売買する商人と、豊富な資金を持つ企業が密かに介入するオークションが吊り上げて来た設定価格は、バブルに踊る国が移る毎に膨らむ。
エジプトの首都カイロのマハムード・ハリル美術館の警備が美術品の価値に見合ったモノかどうかは同じ絵画が二度も盗まれた事で疑問に思うが、盗まれた手口が額縁から切り取られると云う乱暴なモノであった点に、純粋な愛好家は胸を痛める事だろう。

確執

マザー・テレサ生誕１００年行事、ビル会社が拒否　ＮＹ(朝日新聞) - goo ニュース
の根が何処かに在るのか、公共施設でもあるエンパイア・ステートビル所有会社の規範意識が高いだけなのか不明ながら、カトリック連盟ビル・ドナヒュー会長（６３）はマザー・テレサ生誕百年を祝うライトアップをビル側が拒否するのを「所有者の個人的な好き嫌いで」と決め付けて居る。
カトリック連盟からの四万人の署名を受けてニューヨーク市議会もライトアップを促す決議案を用意したそうで、「特定の宗教家を称える事はしない」とする骨の有る態度にも感心はするが、意固地とも思えるビル所有会社の意思を決する代表者の氏名は明らかではない。
カトリックにしても、折角の誕生日（八月二十六日）に抗議集会まで開こうとしなくても、とか思う。