Nobody Loves You (When You're Down And Out)
１７日、相模原市「津久井やまゆり園」で２０１６年７月に知的障害者等４５人を殺傷し、殺人罪等に問われた元施設職員、植松聖被告（２９）の裁判員裁判第５回公判が横浜地裁（青沼潔裁判長）で在り、検察側の証人として事件当時に植松被告と交際していた女性が出廷した。証人の女性は１４年夏～冬に被告と交際、一旦別れたが１５年冬から再び交際して居た。検察官の質問に対し、一度目の交際期間中の被告はドライブ中に施設の近くを通った際、入居者を見かけて「かわいいんだよ」と話して居たが、二度目の交際を始めてからは「重度の障害者は生産性が無い。人間じゃ無い」と差別的発言をする様に為ったと証言した。検察官が「殺すと云う言葉を使っていたか」と尋ねると、「俺がヤルと言って居た」と話し、「そんなこと言ってはいけない」と注意しても「お前、マジで言ってるの？」と反論したと云う。法廷で植松被告は、終始落ち着かない様子で首を傾げたり振ったりしながら女性の証言を聞いて居た。（読売新聞）
愛されて居たのか
