茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

『茶遊庵』 朋有り 遠方より来る また楽しからずや

2023-03-10 22:05:23 | 茶遊庵おしらせ
 昨年の10月のこと。
 『茶遊庵』に大学茶道研究会の同期がやってきた。

 インスタにはすぐにアップした。
 ブログにも書いたつもりが、全く書いていないことに半年近く過ぎて気づく。
 先日、私の初めての抹茶体験の主、幼馴染のおばさまがいらして、ふと思い出したのだ。


 それぞれ仕事や家庭があり忙しい同期だが、スケジュールを調整してくれた。
 久しぶりの再会に時間を忘れて茶と思い出話を大いに楽しんだ。
 旧姓で呼び合い、厚かましくも女子大生の気分に戻る。

 1人が茶会で必ず使われた先輩の和菓子屋さんである東宮の上生菓子をお土産に。



 30年?!ぶりに味わう懐かしい変わらない味。


 卒業時に購入した時計台茶碗を初使い。
 大学茶道部で数茶碗として作られた時計台茶碗は、卒業生が記念に持って帰り、
いつしか残り1個になってしまったという。
 それをちょうど卒業時に復刻するというので迷わず買った。

 しかし、実は私以外は購入していなかった。
 「懐かしい~、買ってたんだね~」
 「みんな買ってなかったの??」とびっくり。
 かくいう私も購入したきり、卒業以来しまい込んでいたわけだから、状況はあまり変わらない、か。
 こういう場で初使いできたこと、なんだか嬉しい。




 まずは薄茶を点て合う。

 皆、茶道のお稽古場は卒業以来とのことで、恐る恐る、でも、始めると手が自然に動き出して。。。
 あんなこともあったね、茶会でこんな道具使ったねぇと懐かしい話のオンパレード。



 続いて私が濃茶を。


 茶道の原点である大学茶道研究会、
 長い時間を経て皆とまた繋がり、改めて茶道は私の人生の軸と感じたひとときとなった。

 友人は勿論のこと、様々な人が楽しく集えるように、お稽古がきちんとできるように『茶遊庵』を育てていきたい。
 頑張る気力をもらった来庵。
 友よ、ありがとう。

 話に夢中になりすぎ、片付けた後に、掛軸も花もない床の間の前で集合記念撮影。
 また一緒に一服できる日を楽しみに。







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