先日、葉茶漏斗の写真を載せました。
今日は、その上に乗っている、挽家の写真を載せます。
葉茶漏斗
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/bafec70e20daa2da26284bb189aaee3f
挽家とは、そもそもは仕服に入れた茶入を保存する為に木材をろくろで挽いて作った容器のこと。木地、塗物、蒔絵、竹、象牙など素材はいろいろある。挽家は挽家袋に入れ、箱に納められる。形は、肩衝は中次形、文琳や茄子は棗形、丸壺は丸形、など中身の形に準ずるようだが、例外もある。
濃茶入を保護するために存在した容器だったが、薄茶を入れるために使用する器に変化していった。代表的な薄茶器の形は棗ですが、それ以外に、中次、吹雪など様々な形ができ、やがて蒔絵も施されるようになり、薄茶器のバリエーションが徐々に増えていったのでしょう。
写真の、口切で使用する挽家は、両方とも同じ大きさで、右側に濃茶の入った袋、左側に詰茶である薄茶を入れる為のものです。左側の蓋には、”詰”の文字が書かれています。扱う際は、必ず両手で一緒にもちます。
今日は、その上に乗っている、挽家の写真を載せます。
葉茶漏斗
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/bafec70e20daa2da26284bb189aaee3f
挽家とは、そもそもは仕服に入れた茶入を保存する為に木材をろくろで挽いて作った容器のこと。木地、塗物、蒔絵、竹、象牙など素材はいろいろある。挽家は挽家袋に入れ、箱に納められる。形は、肩衝は中次形、文琳や茄子は棗形、丸壺は丸形、など中身の形に準ずるようだが、例外もある。
濃茶入を保護するために存在した容器だったが、薄茶を入れるために使用する器に変化していった。代表的な薄茶器の形は棗ですが、それ以外に、中次、吹雪など様々な形ができ、やがて蒔絵も施されるようになり、薄茶器のバリエーションが徐々に増えていったのでしょう。
写真の、口切で使用する挽家は、両方とも同じ大きさで、右側に濃茶の入った袋、左側に詰茶である薄茶を入れる為のものです。左側の蓋には、”詰”の文字が書かれています。扱う際は、必ず両手で一緒にもちます。
そうそう 初めて練習したときは 右袂にのりをつけてしまう失敗もありました。
挽家は仕舞いこむとなかなか見つかりません。 最近は茶壷の箱の端に入れて片付けています。
私の先生もお稽古用にはご自身でご用意なさるようですよ。茶入日記も毎年お書きになります。
自分で作ると勉強になりますよね。
チャチャさんも右袂に糊づけしちゃいましたか、よかった、私だけじゃないー。
しまうと見つからないほど道具があるなんて、羨ましい。徐々に揃えていきたいなぁ。