炭がつがれ、部屋にいい香りが漂い、温まってきたところで、懐石。
口切を務めた私と初炭を務めた亭主と2人で懐石を連客に運び出しました。懐石もこれまでは客として出されるままに頂くだけでしたが、実際自分が運ぶとなると順番やタイミングなどよくわかり、大変勉強になりました。懐石はお店の方が作って盛ったものを運ぶだけ、出してくれるタイミングも絶妙。これを自分で全部やるとなると茶事を催すというのは本当に大変なことだと思いました。
私たち初座の亭主は折角のご馳走も懐石の合い間に水屋で慌てて食べました。味わうというより掻きこむという感じでしょうか。実際自分が亭主で催すとなれば、同じ懐石を食べている暇なぞないでしょう。
今回は口切茶事ということで懐石の中にも特別な配慮が見られました。
最初の折敷には“つぼつぼ”が付きました。小さな赤い入れ物に、柿と大根のなます。開炉のお祝いと初めての口切へようこそ、の気持ちが篭められています。
つぼつぼ
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/5e23e2b32c29318835b1930c3963ea45
お向こうの魚は尾長鯛の昆布〆。めでたい鯛を使うとともに、月ごと風情を読んだ歌が書かれた器に盛られ、開炉にちなみ、正客から11月のもの、次客は12月のものという風に配慮されていました。
煮物は丸餅に鶴の形の大根、亀の形の人参、焼き豆腐、鏡里芋、銀杏、青菜、結び昆布、松葉柚子とめでたいもの尽くしのお雑煮。
八寸は通常、海のものと山のものと2種類だが、お祝いということで、3種。数の子と田作り、牛蒡。
いずれもめでたいものばかりで、吉祥を表す食材や形がふんだんに使われていて楽しみました。おいしかった~。でも、食いしん坊の私はゆっくりは頂けなかったのがやっぱりちょっと残念なのでした。
口切を務めた私と初炭を務めた亭主と2人で懐石を連客に運び出しました。懐石もこれまでは客として出されるままに頂くだけでしたが、実際自分が運ぶとなると順番やタイミングなどよくわかり、大変勉強になりました。懐石はお店の方が作って盛ったものを運ぶだけ、出してくれるタイミングも絶妙。これを自分で全部やるとなると茶事を催すというのは本当に大変なことだと思いました。
私たち初座の亭主は折角のご馳走も懐石の合い間に水屋で慌てて食べました。味わうというより掻きこむという感じでしょうか。実際自分が亭主で催すとなれば、同じ懐石を食べている暇なぞないでしょう。
今回は口切茶事ということで懐石の中にも特別な配慮が見られました。
最初の折敷には“つぼつぼ”が付きました。小さな赤い入れ物に、柿と大根のなます。開炉のお祝いと初めての口切へようこそ、の気持ちが篭められています。
つぼつぼ
http://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/5e23e2b32c29318835b1930c3963ea45
お向こうの魚は尾長鯛の昆布〆。めでたい鯛を使うとともに、月ごと風情を読んだ歌が書かれた器に盛られ、開炉にちなみ、正客から11月のもの、次客は12月のものという風に配慮されていました。
煮物は丸餅に鶴の形の大根、亀の形の人参、焼き豆腐、鏡里芋、銀杏、青菜、結び昆布、松葉柚子とめでたいもの尽くしのお雑煮。
八寸は通常、海のものと山のものと2種類だが、お祝いということで、3種。数の子と田作り、牛蒡。
いずれもめでたいものばかりで、吉祥を表す食材や形がふんだんに使われていて楽しみました。おいしかった~。でも、食いしん坊の私はゆっくりは頂けなかったのがやっぱりちょっと残念なのでした。
石臼はあればうれしいけど、なくても抹茶を引いたことにすればできなくはないかも。
>来年は、遊びとして、毒見の茶でも 入れようかしらと思っています。
毒見の茶??はてそれはどんなものですか。
>お運びで、足の筋肉、翌日大丈夫でしたか?
今回は足の方は全く大丈夫でした。客で座りっぱなしより却って動いている方がよかったようです。
来年は、遊びとして、毒見の茶でも 入れようかしらと思っています。
お運びで、足の筋肉、翌日大丈夫でしたか?
先生のお蔭で貴重な経験を積ませて頂いています。
>懐石の内容を見る限り、まさに“茶の正月”ですね。
まさにお正月!でした。茶事にも色々あるなあ、細かいところまで配慮があるなあを実感しました。
>懐石は、皆さんとご一緒されなかったのですか?
進肴まで出して、慌てて一気に食べ、その後また運び出しに戻りました。
今回水屋といっても、道具も懐石も準備して頂いてあってのことでしたが、タイミングや順番など色々とお勉強できました。懐石運ぶだけでひぃひぃ状態でしたが、水屋の様子を見ていると、することが多くて本当にお茶事をさりげなく、しかも、お客様が楽しめるようにもてなすことは大変なことだ!と思いました。
でも、ママさんの方がたくさんお茶会や茶事に参加なさっているから色々ご存知だと思います。やっぱり実践あってこそですから~。
>懐石にもおめでたいものが一杯!
本当に。お正月料理って感じでした。
>やっぱお客が良いです(笑)
ええ、私も。楽しむならやっぱりお客様。
懐石料理教室に通ったことがあるのですね!私も通いたいと思っているのですが、今はまだ実現していません。習いに行ってもそれを実践しないと、その時おいしかったーだけで終わって忘れてしまいそうなので。。。。f(^^;)
お若いうちに貴重な体験をなさり、本当に良かったですね。私も
勉強させて頂きました。懐石の内容を見る限り、まさに“茶の正月”ですね。
読んでいるだけで気持ちがあらたまってきました。たまごさんの緊張も伝わってくるよう・・・
懐石は、皆さんとご一緒されなかったのですか?残念でしたね。
実際にこの様なお茶事をしなければ、炭の熾り具合、煙草盆の灰を温めるタイミング、
料理を運び出す順番等々は分かりませんものね。素晴らしい口切りの茶事、
ご相伴に預かり有難うございました。m(__)m
たまごさんのブログを読んでママもいつかは口切茶事をと思っちゃいましたぁ・・・
懐石にもおめでたいものが一杯!
これは参考にしたいなぁとついメモってしまいましたぁ♪
やっぱお客が良いです(笑)
もうだいぶ前だけど、懐石料理教室に通った事があって
鯛の昆布じめを作りました。美味しかったな~
今、鯛をさばけるかな~?もう忘れてしまったf(^^;)