昼食をとってから動き出そうと思っていたものの、樫舎さんのおぜんざいでおなかが満たされたので、そのまま興福寺に向かう。
奈良紀行2 樫舎のお善哉を独り占め 素朴で深い和の味を味わう
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/f1d54571888aff7603c3614a3ddecae5
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猿沢池から階段を昇れば、そこは興福寺。
とにかく広い。
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天気もよく、修学旅行と思しき集団もいて、にぎわっていました。
まずは国宝 東金堂から。聖武天皇が造立。
薬師如来、文殊菩薩、十二神将におまいり。
そのあと、国宝館へ。
こちらには、興福寺の歴史を伝える仏像や絵画、文書などが収蔵されています。
興福寺といえば、「仏頭」。
私が歴史を学んだ時代は、教科書に大きな興福寺の仏頭の写真が載っていて。。。。
同世代の方はおわかりになると思いますが。
「阿修羅」はあまりに有名ですね。確かに美しい。
両方ともお会いすることができました。
空いていたので、静かにゆっくりと。
今回は、五重塔の特別公開があり、中のお詣りができました。
西に阿弥陀如来、北に弥勒如来、東に薬師如来、南に釈迦如来。
心柱も見えるようにされており、古の方の技術と心に触れ、心洗われました。
令和4年から明治33年(1900年)以来120年ぶりの大規模修理に入るそうです。
修理期間は約10年と予想されるそうで、その前にお参り出来て有り難いことでした。
特別公開は、以下の通りとなっています。
前期 2021年10月9日~11月23日
後期 2022年3月1日~3月31日
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10年後の私はどうしているだろうか、と未来に思いを馳せつつ塔の外にでると、
きれいな青空が広がっていました。
また来ることができますように。
秋の週末は、夜の特別拝観も行われており、
日が暮れて帰りに通った時に見た五重塔はなんとも幻想的でした。
興福寺から東大寺へ。
方向が良く分からなくなって地図とにらめっこしていると、
人力車のお兄さんが「どうしました?」と声をかけてくれました。
東大寺に行きたいんですけど、、、というと、
「方法が2つ、あ、3つあります」
「一つは、この道を真っすぐ、春日大社の方から行く方法、
二つ目は、その先を左に曲がってまっすぐ行くと東大寺、
三つ目は、人力車に乗ることです!
あ、三つ目はいいんですけどね。」
その笑顔に幸せを貰いました。
乗ってあげたいのはやまやまだけれど、天気もいいし、
今回はとにかく歩きたいと思っていたので、御礼を言って二つ目の方法で
東大寺に向かいました。
こういう出会いが旅の醍醐味だなあと思いました。
あのお兄さんが楽しく仕事できるといいなあ。
私も困っている人がいたら声をかけてあげたいな。
東大寺への道は、鹿さんばかり。
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今の時期は小鹿もいて、かわいらしい姿を見られました。
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双子?シンクロしています。
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勇ましく戦う牡も。
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もののけ姫の獅子神様?と思うような神々しい鹿さんも。
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奈良ならではの看板も楽しい。
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さあ、もうすぐ東大寺。
大仏様にお会いできる!