「桃カステラ」 ご存知ですか?
桃の実の形に切り取ったカステラの上に、砂糖と水飴を混ぜ合わせたフォンダンでコーティングし、マジパンや練切で作った桃の葉や枝を添えた、桃の形のカステラです。
私は主人の両親が長崎出身で、結婚後初めての雛祭りの時に頂いて存在を知りました。
長崎ではおなじみの伝統菓子だそうです。
お味は、あまーいです。上の砂糖菓子が甘い分、カステラは少し甘さ控えめですが。
抹茶と合いますよ。
春らしさを感じて、みんなで食べると幸せな気持ちになります。
昨日、義母から長崎から贈られてきた桃菓子を箱でもらい、早速お雛様に一個ずつお供えしました。
長崎は、古くから中国との貿易がさかんで、さらに室町時代末期にはポルトガルやスペインとの南蛮貿易も始まったことで、様々な異国の文化や風習が一早く流入し、独自の文化が花開いた土地です。
カステラも、南蛮貿易によってスペインのカスティーリャ王国の菓子として伝わりました。
海外に唯一開かれた土地だったので当時は珍しかった卵や砂糖も入手しやすく、
地元の菓子職人によって作られ、独自のものに進化していきました。
更に、医学や新しい文化を学ぼうと全国から数多くの人(伊能忠敬、高野長英、緒方洪庵、吉田松陰、平賀源内、勝海舟、坂本龍馬など)が長崎に集まり、やがて国へ帰ることで、様々な情報と共にカステラも全国に広まっていったと考えられます。
そこから「桃カステラ」も生まれていったのです。
なぜ、桃、なのか?
中国では、桃は不老不死、邪気を払う果物であり、桃の種から作った薬湯を飲むなど
長寿を祝う風習がありました。
中国から伝わった長寿を祝う上巳の節句は、日本では桃の節句として女児の成長を祝う行事となっていきました。
そこで、長寿を意味する桃とカステラが融合して、縁起の良い桃カステラが誕生、
次第に初節句のお祝い返しとして使われたり、雛祭りに食べて祝うようになっていったということです。
今では雛祭り以外の慶事にも使われるおめでたい伝統菓子だそうです。
つまり「桃カステラ」は、日本(和)と中国(華)と南蛮(蘭)のコラボ商品ということになりますね。
「桃カステラ」を食べてみたい方のために販売しているお店をご参考まで。
桃カステラは、ひな祭りの期間限定商品とするお店が多いのですが、最近では、ひな祭り以外にも結婚式の引き出ものや出産祝いなどの慶事に贈られるようになり、1年を通して販売しているお店も増えてきました。
(※現在の詳細はそれぞれご確認下さい)
・千寿庵(TEL:095-822-0543)
・松翁軒(TEL:0120-150-750)
・万月堂(TEL:095-822-4002)
楽天でも購入できます。
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昨日頂いた「桃カステラ」は、藤原製菓舗というお店ですが、
その包み紙にみそ五郎という言葉を見つけ、
なんとも気になりました。
調べると、西有家という地域には「みそ五郎伝説」というものがあり、毎年お祭りも開かれているとか。
こういう地元の伝統とか昔ばなしには目がない私なのでありました。
それから、これはどうでもいいことですが、、、、
桃カステラが入った箱の写真を撮った時の事。
私が桃を下向きに撮っていたところ、子供は、桃は上向きじゃない?と。
どっちが正しいのかなあ。
南蛮菓子とよばれるカステラ。
その時一緒に日本に入ってきたお菓子には、
金平糖、ボーロ、タマゴソーメン、有平糖、カルメラなどがあります。
夏にお稽古する茶箱のお菓子としてお馴染みの金平糖。
宣教師ルイス・フロイスが、織田信長にガラスの壷に入れて贈ったといいます。
信長も食べていたかと思うとまた違った味がしそうな。
話がそれました!
あと少しで雛祭り。
みなさま、楽しい雛祭りを!!
<ご参考>
雛祭り
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/510e872cbd0925d1386b6006da04a540
桃カステラをご紹介できてよかったです。
私も最初見たときはびっくりしました!
あまーいで、お味も伝わったようで、嬉しいです(笑)
初めて行った長崎のスーパーでは、カラフルな寒天があったり、様々な種類のかまぼこがあったり、新しい食文化に触れ楽しかったです。
その土地の伝統のものっていいですよね。
次は何に出会えるかなと楽しみです。
桃カステラですか・・・初めて見ました。
形を見れば桃だと分かりますが、これがカステラとは思いも寄りません。
>お味は、あまーいです。この一言でお味は充分解りました。
日本も広いですね。
色々お勉強させていただいております。