茶の湯 徒然日記

茶の湯との出会いと軌跡、お稽古のこと

古仏頂焼 いしの窯 躍動感ある生き物たち

2020-08-16 11:10:18 | 日本マメ知識
 
 デパートの美術画廊散策の帰り、和食器売り場にふらりと立ち寄ったところ、
目についた沢山の作品。





 思わず足を止めて見入ってしまった。
 リアルで、生き生きとした、ちょっとおちゃめな動物たち。


 作家さんがちょうど制作中。。。。。



 デパートの店員さんが、話しかけて下さって、作品のお話を聞く。

「この作品は加湿器になっているんです。」



 カエルの口から湯気が~。

 そのうち、作家さん本人が作品について説明して下さって、



 『見返り美人』と名付けられた白蛇に、
 『半分赤い』と名付けられた(NHK連続テレビ小説「半分青い」が流行った頃に制作されたという)シーラカンス。

 

 『おやすみなサイ』



 眠れる森の美女ならぬ、『眠れる川の美女』(気持ちよさそうに寝るカバ?!)



 柳生十兵衛ならぬ、『野牛十兵衛』 見るからに強そう。



 一番最初に作ったのは、サンショウウオだそうで、沢山並んでいました。
なんだか癒される。

 「友達がね、サンショウウオを食べてみたけど、美味しいんだって、
いまじゃ天然記念物だからつかまっちゃうね」なんてお話をして下さって。

 「今、一番気に入っている作品は?」と伺うと



 『白狼夫婦 ロボとブランカ』 
 シートン動物記に出てくる狼王ロボですね~。
賢い狼ロボもブランカへの愛の前に人間に負けてしまう。
 懐かしくなって家で読み返しちゃいました。

 とてもフレンドリーで、作品愛に溢れた素敵な作家さんでした。

 名刺を下さって拝見したら、熊本県人吉とあったので、
洪水で大変だったんじゃないですか!と思わず聞いたら、
僕のところはギリギリ大丈夫でした、ということでしたが、
一日も早い復興をお祈りします。

 色々な作品があって、色々な作り手がいて、
一期一会の出会いにこの日も感謝でした。 

 コロナ退散を祈って、『アマビエ様』も作っていらっしゃるようです。

髙場瑛心作品ギャラリー
https://eizi-takaba.myshopify.com/collections/all

 
 

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