デパートの美術画廊散策の帰り、和食器売り場にふらりと立ち寄ったところ、
目についた沢山の作品。
思わず足を止めて見入ってしまった。
リアルで、生き生きとした、ちょっとおちゃめな動物たち。
作家さんがちょうど制作中。。。。。
デパートの店員さんが、話しかけて下さって、作品のお話を聞く。
「この作品は加湿器になっているんです。」
カエルの口から湯気が~。
そのうち、作家さん本人が作品について説明して下さって、
『見返り美人』と名付けられた白蛇に、
『半分赤い』と名付けられた(NHK連続テレビ小説「半分青い」が流行った頃に制作されたという)シーラカンス。
『おやすみなサイ』
眠れる森の美女ならぬ、『眠れる川の美女』(気持ちよさそうに寝るカバ?!)
柳生十兵衛ならぬ、『野牛十兵衛』 見るからに強そう。
一番最初に作ったのは、サンショウウオだそうで、沢山並んでいました。
なんだか癒される。
「友達がね、サンショウウオを食べてみたけど、美味しいんだって、
いまじゃ天然記念物だからつかまっちゃうね」なんてお話をして下さって。
「今、一番気に入っている作品は?」と伺うと
『白狼夫婦 ロボとブランカ』
シートン動物記に出てくる狼王ロボですね~。
賢い狼ロボもブランカへの愛の前に人間に負けてしまう。
懐かしくなって家で読み返しちゃいました。
とてもフレンドリーで、作品愛に溢れた素敵な作家さんでした。
名刺を下さって拝見したら、熊本県人吉とあったので、
洪水で大変だったんじゃないですか!と思わず聞いたら、
僕のところはギリギリ大丈夫でした、ということでしたが、
一日も早い復興をお祈りします。
色々な作品があって、色々な作り手がいて、
一期一会の出会いにこの日も感謝でした。
コロナ退散を祈って、『アマビエ様』も作っていらっしゃるようです。
髙場瑛心作品ギャラリー
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