9月は子供の習い事の発表会があって、バタバタと過ぎていきました。
皆さんからお祝いのお花を沢山頂いて、おうちが花盛りです。ありがとうございます。
コロナ下では発表会にお呼びできる人数も限られて、一方でライブ配信という試みもされたりして、
便利な時代になりました。コロナで得た利点といえるのではないでしょうか。
その場に行かないと得られない臨場感はありますが、遠方の方や体調が悪い方なども見て楽しんで頂けるという意味で素晴らしい。オンラインをうまく活用したいものです。
日々が過ぎるのは早いもので、今週の金曜日はもう10月!
私の嫌いな神無月。
長くこのブログを読んで下さっている方はおわかりかと思います。
何事もなく過ぎ去ることを祈る月であります。
久しぶりにアクセス解析を見たら、九月の時候の挨拶の検索がアップしていて、懐かしく読み返しました。
自身の記事だけれど、この年齢の時はこんなことを思っていたのか、考えていたのかとわかると、
面白いようなこそばゆいような感じがします。
その中の時候の挨拶、朝夕日毎に涼しくなり、虫の音美しい、秋の気配が次第に濃くなって、
新秋快適のみぎり 野山もにわかに秋色をおび、スポーツの秋を迎え、などなどの言葉を追って、そうだよね~秋だなあと一人頷いたのでした。
先日のお稽古は、念願の風炉 逆勝手 濃茶、薄茶、初炭手前でした。
いやー勉強になりました。
出番の少ない課目ですが、教本にも載っていますし、一度はきちんとやりたいと思っていました。
皆さんも是非。
大炉は逆勝手 風炉でも逆勝手はあるけど、、、
https://blog.goo.ne.jp/m-tamago/e/270c954f468612e718a30e6d59e420f1
お菓子は先生手作りの美味しい練きり。
逆勝手は、右左が逆になるので、頭の体操をしたせいか、お菓子もいつもより一層美味しく感じました。
ここのところまさにステイホームで過ごしていたので、それこそ1か月以上ぶりに高島屋美術画廊の茶道具売り場に立ち寄ったら、お道具はすっかり秋の景色となっていました。
改めてご紹介したいと思いますが、面白いところで、ハロウィンの茶碗がありました。
なかなかかわいい。
コロナで、ハロウィンという行事もあり方が変わらざるを得なくなりましたね。
もし、茶事にハロウィンを取り入れるとしたら、どんなことができるだろう?
皆で思い思いの仮装をして茶室に集ってみるとか、
カボチャの懐石、
お菓子は飴菓子で、「trich or treat」と言いながら頂くとか、
夜咄のような時刻にして、燭台の代わりにランタンを持ち出すとか、
色々考えたら楽しいかもしれませんね。
これもまた頭の体操になるかしら?
くだらない空想をしながら、今日も終わっていきます。
秋が深まり夏の疲れも出てくるころ、ぼちぼちいくとしましょう。
<ご参考> 九月の時候の挨拶
新涼 秋涼 清涼 新秋 初秋 爽秋 孟秋 秋色 涼風 野分 秋分 初秋の候 新秋快適の候 爽秋の候 残暑去り難く 二百十日も無事に過ぎ 爽やかな季節を迎え 朝夕はめっきり涼しく 朝夕日毎に涼しくなり 虫の音美しい 秋の気配が次第に濃くなって 新秋快適のみぎり 秋色次第に濃く 初雁の姿に秋を感じる頃 野山もにわかに秋色をおび スポーツの秋を迎え