『第三の時効』 横山秀夫
ブログをおサボりしている間も
ちょこちょこ読んでいるので、読書メモが溜まってます。
警察物の連作短編集です。
表題の『第三の時効』に惹かれて借りてみました。
第三の時効…うろ覚えの知識では事件などの記憶が事件の時効を過ぎ
人々の記憶から消えてしまうことだと思っていたのですが、違いました
第一の時効はいわゆる時効で
第二の時効は犯人が海外に逃亡していた場合、時効のカウントが
その期間ストップし、帰国した時点でカウントが再開され迎える時効のこと。
第三の時効は…読んでみてください。
『ペルソナの微笑』は子供を犯罪に
巻き込むという意味を考えてしまいました。
『モノクロームの反転』は捜査員にも
豊富な知識が求められるのね…と感心。
舞台になっているF県警って
福岡県?福島県?…福井県もあるか。
色々あてはめてみたけど…
O県…大分県?岡山県?
V県…???
考えるのやめました
満足度:
↑
夏に読むには警察内部のドロドロした
人間関係が暑苦しいですけど
短編としても楽しめるけど六話通しての
ストーリーとしても面白いんだよね
たしかに読んだのに自分のブログに記録が無いと思ったら...
何故か非公開になってました
しかし何故に非公開???
それぞれの事件を捜査する班は違えど、同じ警察内での出来事なので
人間関係が絡まっていて、ある時は蹴落としたいライバル、
ある時は敬意を持って接する仲間…複雑ですよね