『イン・ザ・プール』 奥田英朗
読んでみたかった伊良部先生シリーズ、第1弾!
ちょっと人生に疲れた感じの患者さんが訪れる
伊良部総合病院の地下にある神経科を舞台に
繰り広げられる短編集です。
そこで待っているのが、跡取り息子の伊良部先生。
ポルシェを乗り回し、高級ブランド服に身を包み
絵に描いたような跡取り息子…
なのに、容貌はメタボなおじさん
性格は幼児のまま、注射される患者さんを見るのが大好きで
オマケにマザコン…なのに、患者さんは治ってしまう
出てくる患者さんは多少デフォルメされているけど
身近にいるような感じの人、あるいはネガティブなときの
自分かもと思ってしまいました。
能天気な伊良部先生の言動に、初めはイラッとするものの
少しだけ見方・考え方を変えたら楽になると気付かされる患者さん。
読後はホンワカした気分になれます。
でも身近に伊良部先生がいたら…イヤかも
満足度:
そうなの!はじめは伊良部先生にイライラしましたよ
確か第二段の「空中ブランコ」
映画では宮迫が演ってましたよね?
伊良部先生 癖になりますが...
やっぱり診てもらうのは躊躇うなぁ
やっぱり診察はしてもらいたくないですよね
映画化されているんですか。
面白そうですね
機会があればみてみたいです