『ナイフ』 重松清
娘が学校で借りてきた本です。
貸し出し期限が1週間なので頑張って読みました。
が、現役の中学生がこの本を読むのはキツくないかなぁ…
全編、いじめがテーマの短編集です。
私が子供の頃は関心を惹きたいがために
相手の子をいじめてしまうということはあったけど…それとも違う。
親の関心を惹きたい?…それも違うような。
どの話にも共通するのは、いじめられている事実を
大人に絶対言わないということ。
昔から子供同士のケンカに親が出て行くのは
恥ずかしいことという暗黙の了解はあったけど、
それはお互いが対等な関係であるときの話で…
何か非があってのことならいざ知らず、
いじめは対等ではないと思うのだけど…
親子関係も含む人間関係の何かが壊れているのかなぁ。
ずいぶん前に読みながらも、自分の中で消化できず
『読書メモ』にたどり着くまでに時間がかかってしまいました。
5篇の短編のうち『エビスくん』は
古いタイプのいじめっ子(?)で、ちょっと共感できましたョ。
あ、娘は時間がなくて読まずに返却した模様です。
満足度:
↑
寝る前に読んだら、胸が苦しくなって眠れなくなったので…
読んだ後味が なんだかなぁ~だった記憶が…
変な表現・文才のさなをお許しくださいf^_^;
お嬢様は時間切れで読まずに返却?
またの機会に…楽しみの延期ですね
一応、明るい兆しがチラッと見えたような感じで終わっているのですが、
途中には救いがなくて困ってしまいました
こんな中で生き延びている子供たちもいるんですよね、たぶん
同年代の娘の周りではこういう感じの出来事を聞かないのでピンときませんが…
そういう意味では恵まれているのかなぁと思ったり
娘は…読むのかなぁ…この手の話は苦手だと思います
胸が苦しくなる...良くわかります
中学生のお子さんはどんな風に感じるんだろう..
先生は何か期待してるのかしら?
学校の図書館を利用するお嬢さん。
えらいわ~~
mariさんの姿勢を見て学んでいるのですね
ウチにもそう言う子が欲しい...
いやいや、いじめる側にまわっていないだろうか…
と、妄想が膨らんで心配になってしまいました
学校の図書室に採用するなら、子供たちはともかく先生方には読んで欲しいなと思いますが
実際のところどうなんでしょうね
娘が図書室を利用するのは…
人気のない図書委員を引き受けたかららしいですよ
前期で委員を引き受けたら、後期は免除になるんですって
dekochinさんには、母の姿をお手本に素敵に成長されているお嬢さん方がいらっしゃるではないですか