誰もが一度はやったことがあるであろう、
ニンテンドーDS「脳を鍛える大人のDSトレーニング」の登場よりも前に…
セガは、脳を鍛えるゲームとして
「
脳力トレーナー」なるものを出していました。
しかも、
東北大学 川島隆太教授 監修です!
時代を先駆けたSEGAっ…!
が、その後、
上記にも述べた「DSトレーニング」が発売。
おのれ、任天堂め!
我らこそ、脳を鍛えるゲームの先駆者だッ!
ヒット商品「能力トレーナー」を、PSPに移植すれば売れるハズっ…!
DSの発売より
半年後、
「脳力トレーナーポータブル」、キタコレっ…!
がっ…駄目っ…!
いや、30万本近く売っている(Wikipedia)ので、
むしろ成功を収めたソフトと言っていいのですが。
DSトレーニングが、377万本という、
「アホかっ…!」と言いたくなるような爆発的な数値に加え、
DSそのものの購入を促したという実績と比べてしまうと、
一歩及ばなかったと言わざるを得ないでしょう。
それ以降、「脳トレ」と言ったら、
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」のことになりました。
「脳力トレーナー」だって「脳トレ」のハズなのに…っ!
が、「脳力トレーナー」を「脳トレ」と言い張ることは、
残念ながら、
「FFはファイナルファイトの略だぜ!」
って言うのと変わらない状態になってしまいました。
くっ、忌々しきは任天堂っ…!
その2ヶ月後…2005年末!
そんなライバル、脳トレの略称を奪った「DSトレーニング」が、
2005年末…に、はやくもその続編を出すという暴挙に出たのです!
いわずと知れた「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」っ!
なにくそ、
黄色いネズミのメーカーめっ!
青いネズミの方が速いってことを思い知らせてやるぜ!
青いネズミは、その名に示すとおり「音速」っ!
音速とは即ちッ!秒速340メートルっ!うはっ、追いつけねえ!
どうだ、速かろう!この極致まできて、初めて電光石火と言うのだッ!
それに対してなんだ、黄色いネズミは!?
電気ネズミだと?電気と言えば、ほとんど光の速度だ!
光速とは即ちッ!秒速30万キロメートル!!………あれ?
ネズミの速さの話なんかどうでもいい。
今は脳を鍛えるって話だ!
話を逸らすなッ!
てなわけでDSトレーニング発売の
半年後!
「
脳力トレーナーポータブル2」、キタコレ!
がっ…駄目っ…!
セガ側のセールスがいくらだか、
「脳力トレーナー」というシリーズが累計でどれだけ売れたのか、
そんなことは、もはやどうでもいい。
ただ、DSの「もっと脳トレ」は
486万本も売り上げたという事実がそこに横たわるのみ…。
486ってなんですか。
FF7だって、通常版+インターナショナル版でやっと400なのに…。
どんだけー(死語)。
いや、なに、
次のドラクエは1000万本売れるらしいので、
こんな程度のセールス、大したもんじゃありませんよ、ははは。
それはさておき、
このように、立て続けに辛酸をなめさせられたSEGA…。
敗因はなんだったのか。
そうか、ハードか、ハードだな!?
PSPは、今でこそ「モンハン」で売り上げ増大中だが、
ちょっと前までは、まだまだ普及率が低かったのだ。
しょうがない、ここはひとつ…
われらもDSの舞台で、敵陣、アウェイで戦ってやる!!
そんな想いがあったかあらざるか。
今年 2008年3月、
任天堂からDSにて「
美文字トレーニング」発売。
その発売から
半年後。
セガからDSにて「
ユーキャン ペン字トレーニングDS」発売予定っ…!
あれ、なんだろう。
なんか涙が出てきたよ…。
まだ戦ってもいないハズなのに…!
美文字トレーニングはそんなに売れてないはずだし、
これは勝機がある…あるはずなんだっ…!
もう、
「セガってだっせーよなー」なんて言わせないッ…!
売れれ!セガゲー!!