Mレポート

仕事関係の話、趣味の写真・映画の紹介、愛犬についての情報提供。オーラソーマ、ダイエットにもチャレンジ!

ウェイソンの選択課題 その解答

2015-06-18 02:00:00 | CDA、心理学等

さて昨日の問題の解答です。

念のためもう一度昨日の問題

 

下の4枚のカードは、両面に文字が書いてあるカードです。

カードの片面にはアルファベット1文字、もう片面には数字1文字が

書いてあります。これらのカードに関して、次のような規則があります。

規則:片面の文字がDであるカードの反対側には3が書かれている

D   K   3   7

規則が正しいかどうか確かめるために、上の4つのカードのうち、

ひっくり返して裏面を調べる必要があるカードはどれでしょうか?

必ず裏面を調べなくてはならないカードだけを、すべて〇で囲んでください。

 

どうですか、この回答

回答             その回答率

D  3          46% Dと3の二枚 

D              33%  Dだけ

D  3  7      7%  Dと3と7

D  7           4%   Dと7

その他           10%

*グラフィック 認知心理学 より

正解は Dと7です。従って正解率は4%

私はもちろん多数派でDと3を選びました。間違い!

つまり

私たちはDのカードならば裏は3である

同じように、3であれば裏のカードはDであるというように

Dかつ3を確認しようとするんですね。

実際には問題をよく読むと、

片面の文字がDであるカードの反対側には3が書かれている

Dの裏は3であるが、3の裏はDであるとは書かれていない。

片面は3の否定、つまり3以外の数字の裏がDでないことを

確認する必要がある。

どうしてこうもたくさんの人が間違えるのか?

その一員になった私としては、普段の使っていることばの定義では

Dならば3であるという命題について、3ならばDであるとD=3と

勘違いをしているんですね。

論理上は全くの間違いです。こんな風に普段、間違えてもの事を

理解しているんでしょうね。

 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 顧客満足度ベローチェが2位... | トップ | 前期の最後のキャリア授業です! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

CDA、心理学等」カテゴリの最新記事