Wind of Mind

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2nd Stage コージ君の解説2

2006年12月27日 | コージ・コーナー
後半部分のコメントです。

7.気紛れSubway
  札幌であのIアパートから北12条駅に向かう途中で、向かい側の歩道を猛スピードで走っている女の子を見てびっくり!
思わず曲にしてしまいました。それにしても、ものすごい爆走でした。(苦笑)
気紛れといっても、それは間に合わない人から見た描写であり、札幌の地下鉄はちゃんと時間どおりに来ます、あ、待ってはくれませんので念のため。。。

8.NATTOHおんな
  函館五稜郭音頭の大ヒット?ですっかり笑いを取ることに快感を覚えてしまい、音頭の次は演歌しかないという単純な発想から作った曲。
演歌といっても小林幸子風のちょっと爽やかな演歌をイメージしたムード歌謡といった感じに落ち着いたと思います。
当初、三味線の音をフューチャーしたかったのですが断念。このアレンジに落ち着きました。ヴォーカルにはあえてハーモニーをつけておりません。
しつこい女といいながらあっさり歌っているところがミソ。(苦笑)

9.これ以上
  今回の曲の中では、この曲が一番フォークっぽいかもしれません。
  実は今回歌ってみて、一番難しかったのがこの曲です。自分でも意外でした。(苦笑)
  やはり通し一発テイクは難しい。

10.やすらぎGood-night
  この曲は来生たかおの「おだやかな構図」のような曲を作りたくて作ったのですが、出来上がってみるとちょっと違う感じになったようです。(苦笑)
当時歌詞的にはH氏の影響もあり少し背伸びしていたところもあったかもしれません。
それでも、ちょっとジャージーなポップでポップコーンとともに結構気に入っている小曲です。

11.最後の贈り物(プレゼント)
  約20年ぶりの新曲です。
  当初の録音ではカポを紛失し、カポ無しでやったところキーが低くイメージしていた音になりませんでした。今回は無事にカポを使い、ほぼ満足のいく仕上がりとなりました。エンディングは自然に出てきました。今回はクリスマスバージョンということで。。。

12.いくつもの時が流れて
  24年越しの曲達の最後を飾るこの曲は、高橋真梨子のバラードをイメージしたものです。
私の作品の中でもまた違う感じのバラードになりました。
ただ当時は音程的に通して歌うことは難しかったし、歌詞的にもちょっと背伸びした感じで抵抗がありました。(苦笑)
今、やっと曲にすることが出来たわけですが、歌いこなすにはもう少し時間がかかるかもしれません。

今回、横浜と盛岡という2つの場所で、そして限られた時間の中で12曲という数の曲を録音できたことをとても嬉しく思います。色々なアクシデントもあり、まさか、年内に完成できるとは思っていませんでした。
しかも、学生時代に録音した曲に比べると12曲全ての曲の完成度は高いと思います。これでも(苦笑)。
今回何とか気持ちが切れずに12曲完成できたのは、みなさんのお陰です。
これからも新作を発表できるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。
ど素人の戯言ではありますが、本人いたって真剣にやってますので今後はご理解いただける方には提供させていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。

2nd Stage:コージ君の解説

2006年12月27日 | コージ・コーナー
コージ君からコメントが届きました。ドーゾ!

この度は2nd Stage  ~ 夢織人YUMEORIBITO / 北岡コージを聴いて戴きありがとうございます。
今回の曲は2曲を除いて1982、3年に作ったものです。
ちょうどその頃、私は就職浪人、失恋、そして就職と人生の大きな変わり目にありました。
その影響なのか、いままでの甘いラヴソングは影を潜め、メロディ的にはよりシンプルにポップにそして切なく甘く、歌詞的にはちょっと皮肉を込めたメッセージも(苦笑)
それでも、やはり永遠のテーマ「やさしさ」は変わりません。

1.NORTH WIND
  社会人となり東京での生活がはじまり、ある日どうしても海が見たくなり横浜へ。しかし、横浜の海は函館のような海ではありませんでした。
  この曲は私的に新しい第1歩を踏み出すための1曲。
  曲としては「あか抜けないポップス」をイメージして作りました。(笑)
  しかし、今回エレキギターのエフェクト(実際はフォークギター)により自分のイメージよりカッコイイ感じに仕上がってしまいました。リードギターのミスはご愛敬、乗りのほうを優先しました。(苦笑)

2.夢織人
  詞も曲もシンプルの極みのような曲ですが、短い詞の中にも色々な想いが込められています。そういう意味では北岡コージのオリジナルとして完成された曲だと思います。
  曲調は違いますがシンプルという面はオフコースの影響です。
  キーはきついですが、なんとかなりました。(苦笑)
  全ての曲が24年前のキーそのままで歌いきることが出来たのは嬉しかったですね。

3.夏まつり
  去年の夏、函館に行ったときにゆーまんさんから提供していただいた曲。
  函館の夏祭りの情景が浮かんできます。
  シンプルながら夏の切ない感情も伝わってくるフォークの原点のような曲です。
  最近こういう曲を作ってないな~(苦笑)

4.海にあこがれて
  これは確か、いつかあなた~とで~あって~いつかあなた~とあるいた~♪
  ここのメロディが突然浮かんできて出来たような気がします。
  東京での生活の中で、故郷の海と昔の恋を思い出したのかもしれません。
  小曲ながら切ないメロディが気に入っている曲です。
  しかし、弾き語りをすると意外に難しい曲なんです。

5.ポップコーン
  これは四畳半フォークならぬ四畳半ポップ?
  詞も曲も結構気に入ってますが、今回はアレンジが一番気に入っている小曲です。

6.クレイジー・ラブ
  Reignの「Wild Night」を思わせるブルース・ロックまがいの曲で、全くの創作です。ヴォーカルはもっとワイルドに歌えればもっといいのですが。。。
  Wild Nightは私の新境地を開いた曲で、気持ち良く歌えるので結構気に入っている曲だったので、同じイメージの曲をオリジナルで作ってみたかったのです。
  ReignにおけるH氏の詞の世界は、私にとって様々な試みができる空間であり新たな一面を開拓してくれたと思っています。
   
この頃から、曲作りは詞に曲をつけるというやり方から、詞かメロディかどちらかが先に浮かんできたワンフレーズを元に詞と曲を同時に作っていくというものに変わっていきました。
さらにメロディは頭の中で作ったものにコードを当てはめていくというやり方に。実際にやってみると声がでないとか合うコードが見つからないとかいろいろ問題もありますが、私的にはこの方法が理想的だと思っています。byコージ