Wind of Mind

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蕎麦打ち道場:実演編

2006年12月31日 | 食道楽
では実際に蕎麦打ちをしてみましょう!

①まずそば粉と小麦粉(強力粉)を混ぜ合わせ、約45%の水を加え粉が小さい粒になるように水になじませます。このときだまにならないように気をつけます。蕎麦打ちはこの作業で全てが決まります!

②次にそば粉をこねていきます。私は約30分ぐらい。菊の形にまとめます。

③そして円錐形にします。これは中の空気を抜くためだそうです。

④いよいよ伸ばしていきます。手のひらである程度丸く伸ばした後、棒を使って伸ばします。

⑤生地が四角になるように四隅を伸ばしていきます。これを角出しといいます。

⑥厚さが均等になるように伸ばしていきます。

⑦折りたたんで包丁で切ります。私は太目が好きですが、この日はいつもより細めに。

⑧あとは大き目の鍋で茹でるだけ。年越し蕎麦の完成です!やはり蕎麦は打ちたて茹でたてが最高に美味い!


今年は美味くできるかな~
みなさん今年はありがとうございました!よいお年を!

新蕎麦の季節

2006年12月31日 | 食道楽
私が蕎麦打ちを始めたのは今から9年ぐらい前。山形に住んでいた頃です。
山形は信州長野と同じように、とても蕎麦が美味しいところでよく県内の蕎麦屋を食べ歩きました。

山形の蕎麦は板蕎麦といって、ちょっと太めで硬いのが特徴です。
最初は硬いと思った蕎麦も食べ慣れるうちに病み付きになり、今では硬くないと食べた気がしなくなりました。

あるとき仕事が終わってから蕎麦打ちをしようということになり、有名な製粉所がやっている蕎麦打ち道場にみんなで参加しました。
行くまではあまり興味がなかったのですが、やってみるとこれが楽しい!
すっかりはまってしまい、自分でも蕎麦を打ってみたくなりました。
さっそく山形市内のデパートで蕎麦打ちセットを購入しスーパーで売っているそば粉でやってみましたが、これが大失敗!
水が多かったのかこねている時はべたべたし、ゆでてみると棒のように硬い!
しかも、短い!当然家族からは非難ゴウゴウ

しかし、その後、蕎麦は蕎麦屋から買うことにし、つなぎも強力粉を使うなど改良を重ね、徐々に蕎麦も繋がるようになり、会社の人に配ったりもできるまでになりました!

そして11月からは新そばの季節です。
いつしか毎年、大晦日に新そば粉を使って蕎麦を打つことが私の仕事になりました。
今年は久々に山形から新そば粉を取り寄せました。
私にとって大晦日の蕎麦打ちは1年間のけじめであり、総決算であり、そしてこの上ない密かな楽しみになってしまいました。