今日は、二宮尊徳ゆかりの地、
桜町陣屋跡に行ってきました。
あいにく、資料館は正月休み。
陣屋跡近くに、高田山専修寺がありますので親鸞上人のお墓参りをしてきました。
このお寺は、親鸞聖人が建立された最初のお寺です。
真宗高田派の総本山でしたが、現在は三重県の高田山専修寺に変わっています。
ここの霊廟には、聖人様の歯が納められているとの事です。
浄土真宗というと、東本願寺と西本願寺ぐらいしか知らなかった私ですが、なぜか、この年になって親鸞聖人に惹かれます。
学生時代は、女犯を起こした生臭坊主の元祖のようにしか理解していませんでしたし、真宗大谷派の学校を出た芸能人が守銭奴と煩悩の塊にしか見えて居なかったのも事実です。
当時の叡山でも、女犯や男色は僧侶の常だったようですし、煩悩のあるまま修行を積んだり男色にふけるより、妻帯した方が修行に打ち込む事が出来るならと法然上人の勧めがあったとか?
より人間的で無理が無いと思います。
その後、茨城県笠間市まで足を伸ばし、稲田草庵 西念寺にも御参りして来ました。
ここの地で、聖人様は20年近く過ごされたとの事です。
ここにも、聖人様の霊廟があります。
こちらは、お墓と言うよりは、立派なお堂が建っています。
分骨されたそうです。
専修寺の霊廟はまさに、僧侶のお墓そのものですが、なぜか、重みを感じます。墓石に向かうと私の眉間にジンとくる痛みと言うのでしょうか?おごそかです。
帰り道、桜川市の郊外で「男前豆腐」の工場らしき建物を発見しました。
工場の屋根の上に、学ランをきた人形が立っています。