燃費向上委員会福岡

カーライフと燃費向上に関しての日記です。

燃料ホースに磁石は、複数個必要になる

2014-05-31 11:08:24 | 意外な落とし穴
燃料ホースに磁石を取り付けて燃費をアップさせるには、磁石を複数個、できるだけたくさん取り付けないと効果がない・・・といわれている事に関してのまとめ。


自動車の燃料ホースは、直径12~14mmのサイズで、軽自動車からトラックまで同じサイズだと詳しい人から聞きました。


よくある間違いとして多いのは、バキュームホースに取り付けてしまうらしくて、意外とこれは太い傾向があるようです。


どれも同じような太さの燃料ホースですが、実は穴の直径は8mm程度と見た目よりは細くなっています。


ガソリンが漏れるとまずいわけで、中に流れるガソリンの外側を4~6mm程度の厚い被膜のホースで覆ってあり、外れないように専用の道具でかしめている構造です。


ザックリした言い方を書いておきますと、「1Lで15km走る軽自動車と、1Lで6,5km走る普通車の2台を比較すると、燃料消費が2倍多い普通車は、軽自動車の2倍燃料ホースの中を早く流れている計算になる」といえます。


つまり、燃料の多く消費する車両ほど燃料ホースの太さが同じであればその消費の早い分だけ早く流れていることになるわけですので、「軽自動車にマグネットを1組取り付けて燃費好転した場合、普通車サイズではその2倍とかの数のマグネットを取り付けてみて、初めて効果の出ることがある」という感じとなります。


それから燃料ホースが少し太い直径14mmを超えるようなものが存在しています。たぶん、燃料が漏れるとまずいので、熱とかからも守る目的でホースが太くなっている車種あるいはメーカーが存在しています。


見るからに丈夫そうな燃料ホースは、新車で買って20年くらい交換なしで漏れないくらい頑丈にできています。


でもこのように直径が太いタイプは、磁石を取り付けてみても燃費に反映しにくいみたいです。


ホースのゴムの被膜が厚すぎるからです。


ホースに磁石を挟むようにセットした場合、その磁石に接する位置から5mm程度までに強い影響を与えるといわれていますので、燃料ホースのゴムの厚さが厚いほど、中を流れる液体に磁力が影響しにくくなるみたいです。


燃料ホースは寿命で交換になりますと、軽く数万円かかるといわれていますが、車種またはメーカーによってはよくある燃料ホース以上頑丈そうなものを使用していますので、磁石を設置してみても燃費に影響しないことがあります。


そんな感じですので、燃費向上系グッズの燃料ホースに取り付ける磁石を買った人のレビューには、「1個買って取り付けてみたが何の効果もなかった。インチキ商品」となるのかと考えられます。


実際にやってみたところ、1個付けてダメだったので、2個目・3個目と増やしていったら、あるところで急に効きだした~ってなるパターンが多いように感じます。


また、燃料ホースの直径をノギスで計って太い車などは、1個とかまったく無反応な割りに、その線を超えてしまうと燃費が急に良くなる傾向にあるみたいです。


これから「燃料ホースに燃費向上の目的で磁石を付けて燃費の好転を目指すつもりです」という人にアドバイスできることは、購入する前に1度燃料ホースをみつけ、そこを100円ショップダイソーとかで安いノギスを買って直径を計ることです。


直径のサイズが12mmとか細いほど、あるいは燃費の良い車ほど購入する磁石は少なくて済むと理論上考えられます。


そして、次にその商品が取り付けられるスペースを考えることになります。


「車ってどれも同じでしょ?」


と思われる人が少なくないように感じますが、車は燃料ホースにお金のかかった高級車もあれば、燃料フィルターとかの位置も違っていたりしますので、実際にエンジンルームを見ないと取り付けしやすい車とそうでない車がわからないです。


最近思うのは、「マグネットを燃料ホースに取り付けてみて燃費が今以上になればいいなあ~」そんな動機でスタートしたのですが、他人のブログを参考にしたせいで最初間違って時間を無駄にしてしまいました。


営業車・マイカー・家族の車・・・


複数でいろいろ試していたら、なんとなくコツのようなものが見えてきた感じがします。