MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

沈丁花

2010年03月18日 | 写真俳句
街中を歩いていると沈丁花の香りがあちこちで流れている。沈丁花を目にする前に近くに沈丁花の花が咲いていることを知る。

第一線で仕事をしていた頃は、業者の接待や式典のパーティーなどに参加することがあったが、パーティのあとは必ずといってよいほどにクラブなどへ繰り出す。アルコールにはアレルギーのある私だが、ホステスたちはウーロン茶に氷を浮かべて「ウィスキーの水割」のごとくに作ってくれる。様々な情報も持っていて私たちを飽きさせることがなかったし、香水の使い方も上品だった。

沈丁花の季節になると、夜の香りに包まれていた頃を思い出す。

伝説となった六本木の会員制超高級クラブ「TSK CCC」は更地になってしまったそうだが、思い出の場所が消えて行くのはやはり寂しいものです。
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