MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

木通、秋薔薇、金木犀散華など

2016年10月04日 | あらかると


早朝は雲が残っていたものの、8時過ぎには青空となり、
久し振りに富士山の姿を見ることが出来た。


雨後の高湿度のためクリアな空気ではなかったが、
都心の光景も見ることが出来た。


近隣の農地や住宅街、更には公園などが更に秋めいてきた。

実が割れて食べごろになってきた大町公園の「木通(アケビ)」。
ちなみに、福島県出身の常連さんの話に寄ると、
紫色のアケビは皮も食べられ、苦味はあるものの油炒めにすると美味しいらしく、
秋の楽しみの一つだったと言う。


あちこちで芳香を漂わせていた金木犀が、
昨夜来の雨で一気に花を落としてきた。
下の写真は大町公園内の遊歩道に散った金木犀で、
何となく秋のもの悲しさが漂っていた。


緑の苔(ゼニゴケかも)の上に散った病葉や山桜の葉の上に、
更にオレンジ色の金木犀が散っているさまは、
デザイン化された布のようであり、微細画のようでもある。


巻頭の写真は、花の数が増えてきた大町公園の「秋薔薇(アキソウビ)」。

コメント