MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

全天が染まった今日の朝焼け

2016年10月21日 | 写真


秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに・・・
と、
古来より秋の夕日(夕焼け)は素晴らしいものの一つであるが、
秋の朝焼けもまたいいものがある。

下の写真は05時27分撮影の東の空だが、
周辺はまだ薄暗く、高層住宅や一戸建ての常夜灯はまだ点いている。
当然この時点では朝焼の出現は予想が出来きない。


05時38分ごろ地平近くの雲が焼け始め、
徐々に上空への雲へと茜色が侵食していった。
下の写真は5時43分撮影


上空にある雲を超え都心方面の雲まで焼けたのは05時47分頃で、
朝焼けのピークとなった。(下の写真と巻頭の写真)
高層は北風が吹いているようで、巻雲が羽毛状に流れていた。


ビルの向こう側に陽が昇ったようで、
茜雲は白雲に変化しつつあり、その変わり行く様は、
「いみじゅうおかし」とか「はたいうべうにあらず」の世界なのである。

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