makoの喜怒哀楽

俳句は自分史・転記は禁じます

母の忌とあかとんぼの唄

2018-10-13 | 日記

♪♪

    ・・・  赤とんぼ  ・・・

                           ♪♪

 

昨日、洗濯ものを撮り込む時には真っ赤な夕焼けだった・・。

コスモスとのコラボ撮りたかったな。

 

今日は母の忌日である。

 

私が小学校にあがって初めての運動会の日でもあった。 

 

 

 

私の母の記憶と言えばその日から途切れたままである。

 

母は妹を背によく歌を唄っていた。

 

真っ赤に染まる西の空を遠い目をして「あかとんぼ♪」を口ずさんでいた。

 

「15で姉やは嫁にゆき~お里の便りも絶え果てた~♪」

 

父を追いかけ駆け落ち同然の母だったらしい。

 

明日は弟の車で京都に向かう。

 

4日に来日していた妹と妹ハズバンドを迎えにゆくのである。

 

その後5日間を私たちと過ごすことになる。

 

あちこちと予定を弟が決めてスケジュール表なるものを作成し私にも渡された。

 

いきあたりばったりの私とは違い、事細かに物事を決め進めるのが弟。

 

それに伴った行動をしないとたちまち機嫌が悪くなることも。

 

そんな中で、ひと日だけ、私の手料理をふるまえと言うことになった。

 

嫁さんのリクエストに応えて 「 キンパ 」を作る予定。

 

妹と嫁さんとでガヤガヤとしているのを観るのが弟の楽しみなのかも知れない♪

 

 

 

「姉ちゃんが作ってくれた塩のおにぎりのこと」。

 

それが2歳下の弟の思い出らしい。

 

確かに、妹を背に作った記憶はある。

 

薄暗い裸電球の下で観よう見真似で、父の帰りを待ちながら。

 

でも、塩をつけた記憶がないのである。

 

塩の在りかは知っていたけど、高くて手の届かない窓際の棚だったし。

 

弟の勘違いだと思っているけど、あの時の塩味は何でかな・・。

 

泣き虫だったことは認めます^^v

 

 

 

もう何を作っても、何を語っても泪は1滴も出ないアタクシでございまする^^v

 

あ・・・そうでもないかぁ・・・・。

 

帰国する妹たちとハグする時には自信がないなぁ^^;

 

そして、嫁さんがまたこう言うに決まってる。

 

「姉さん、また泣いてる・・・」。