今日の一枚。
梅ふふむ。ほころぶ。
梅や桜の咲きぐわいを表す言葉には「ふふむ」と「ほころぶ」があります。
「ふふむ」とは蕾ができたことを言い、
「ほころぶ」はその蕾がぽっと僅かに開くことを言います。
この写真は、まさに、「ふふむ」「ほころぶ」「咲く」の三段活用かと^^♪
例えばこの句。
「梅ふふむ月も半ばのこゑきけば 高澤良一」
この場合は2月も半ばになって蕾ができたことよ、という句でしょうか。
「花ふふむ一枝を水にさしのべて 黛執」
俳句では桜のことを「花」と言います。
「一枝を手折りて花瓶に挿した桜がほころんできた」ということでしょうか。
桜は散りゆくのも早い。
梅は「凜」として咲くのに対して桜は夜になればどこか「妖艶」。
幽霊のゐるやもしれぬ夕桜 mako
そんなイメージを持つのが「梅」と「桜」の妙だと思いますね♪
これはあくまでも私の感じかたです^^v
美は「観るがわの感じ方次第」ということでしょうか^^♪
ああ、早く梅や桜を撮りたいわぁ~♪