この本との出会いは、ネット検索。だけど、必然だったと感じている。昨年からリベラルアーツを勉強したいと考えていた。もっと本質を突き詰めたい、これまでの延長から大きく脱したい。人生後半戦の準備も始めたい。そのためには、これまでと違った領域にチャレンジして自分自身をUpdateしたい。大学時代に、一般教養を真面目に勉強しておけば良かったなぁ、という後悔の念があるのも事実。それを友人との食事会で話したら「良いと思う。マネジメントにリベラルアーツが必要だと言われている」と背中を押してくれた。そして、山口周さんを先生と仰いでいた。年末年始で読む本を選定していたこともあり、検索したところ、ちょうどヒットした。
歴史、宗教、論理、どう生きるか、等の根源的なテーマを切り口に、有識者との対話を中心に校正されている。特に興味深かったのは、組織の不条理。企業に勤めていると誰しも遭遇する場面に対するリベラルアーツの思考影響力がとても腑に落ちた。人間は損得勘定で行動するもの。データや傾向に基づく客観的な論理性だけでは、「正しい」判断や行動に繋がらない可能性がある。そこに必要になるのは、主観的な価値判断。人間の行動と反応の歴史であるリベラルアーツの知識を持つことで、常識を疑い、より正しい、より本質的な判断力に繋がる。加えて、「疑うべき常識」を見極める選球眼にも繋がる。
この本を読んで、自分が、リベラルアーツを学びたい理由に対し、更に強力な理由が加わった。客観的な論理性+主観的な哲学思考、これを身につけるべく、学びの場に挑戦しようと思う。
歴史、宗教、論理、どう生きるか、等の根源的なテーマを切り口に、有識者との対話を中心に校正されている。特に興味深かったのは、組織の不条理。企業に勤めていると誰しも遭遇する場面に対するリベラルアーツの思考影響力がとても腑に落ちた。人間は損得勘定で行動するもの。データや傾向に基づく客観的な論理性だけでは、「正しい」判断や行動に繋がらない可能性がある。そこに必要になるのは、主観的な価値判断。人間の行動と反応の歴史であるリベラルアーツの知識を持つことで、常識を疑い、より正しい、より本質的な判断力に繋がる。加えて、「疑うべき常識」を見極める選球眼にも繋がる。
この本を読んで、自分が、リベラルアーツを学びたい理由に対し、更に強力な理由が加わった。客観的な論理性+主観的な哲学思考、これを身につけるべく、学びの場に挑戦しようと思う。