makoto's daily handmades

埼玉県から山梨県へ・国道140号線を行く

先日、MIFさんとドライブに出かけました。

埼玉県秩父市の羊山公園で芝桜を見物してから国道140号線(彩甲斐街道・さいかいかいどう)で峠越えをして山梨県笛吹市の桔梗屋工場へ行ってきました。

写真と文章多めなのでお暇な時にお読みください。

 

わが家から東京都内を通過して、関越道花園ICへ。ここから秩父市を目指しました。

羊山公園の芝桜と武甲山(ぶこうさん)。

この写真だと分かりにくいのですが、武甲山は石灰岩の切り出しで人工的な地形になっています。

意外とまばらに植わっていても遠目では素晴らしい芝桜の絨毯。

5年ぶりにやって来ましたが、来て良かった!

ハイカーには「無残な山型」と言われてしまう武甲山。

日本の近代建築を支えたセメント材料を産出したことで地域に一大産業を産んだ産業遺産と言われれば、すこの姿も老兵として称えられると思っています。

秩父市の市街地からならだいたいどこからも眺められます。

ほんの一部ですがネモフィラの花壇もあります。

ベンチも所々にありますが、会場内は飲食禁止(水分補給は可)。

 

雑木林の散歩道もあります。

小さな家のオブジェがあります。

ポテくまくんのお家です。

ポテくまは、ご当地秩父の「みそポテト」というおやつのキャラクターです。

串に一口大のジャガイモを4こくらい刺して衣を付けて揚げ、甘い味噌だれを付けたもの。

私も何度か食べたことがありますが、初めて食べても郷愁がある味わいです。

ポテくまくんのお家の窓を覗くと、一生懸命みそポテトを作る彼の姿が見られます。

 

このシーズンの羊山公園の芝桜は有料エリアで、1人300円でした。駐車場も有料。

以前訪れた時は来場記念品として絵はがきをいただいたのですが、今回なし。

と、思っていたらパンフレットが置いてあるテントに「ご自由にお持ちください」と山積みになっていました。

立ち寄る人が少なかったからなのか、係の方が「束で持って行ってもいいよ」と声を掛けて頂いたのでちょっと多めにいただいてきました。

ありがとうございました。

ポスクロで有効に使わせていただきます。

私が送るのは海外だけなので、地元の観光協会さんが想定されている客層と被らない気がするけれど(汗)

2種類置いてありました。2019年のフォトコンテストの入賞作品で構成されています。

日本だと映画「幸せの黄色いハンカチ」の影響か、幸せ=黄色のイメージらしいのですが、海外だとピンク色が幸せのイメージカラーらしいです。

ピンク色が好き、花畑が好き、風景写真のはがきが欲しいという方に送りたいです。

 

さてここから国道140号線で山梨県へ向かいました。

彩甲斐街道(さいかいかいどう)という愛称があり、「彩の国さいたま」と「甲斐の国」を結ぶ街道という意味だそうです。

この国道は私が覚えている限り、こんな国道はなかったはずなんだけれどなぁ…と思っていた道路でした。

というのも、以前は国道の途中から車が通過できなくて、徒歩で雁坂峠を歩い超える登山道の国道だったのです。

だから埼玉県側は三峰神社(みつみねじんじゃ・奥秩父の霊場)で行き止まり、山梨県は西沢渓谷(山梨市)で行き止まりとなんとなく覚えていました。

この辺りは秩父多摩甲斐国立公園に指定されていて、首都圏の水源地でもあり山深い場所。

現在は有料の雁坂トンネルが開通したことによって山梨県へと車道が繋がっています。

羊山公園の麓にある道の駅ちちぶは以前行ったことがあるので、ここは立ち寄らずに、国道140号線沿いの道の駅に立ち寄りながらドライブ。

国道140号線から少し奥まっている道の駅あらかわ。敷地の隣に秩父鉄道の線路、その先はカキ、リンゴ、ブドウ、ブルーベリーなどの果樹園と芋畑。

収穫体験ができるのかな?

この道の駅だけには林家たい平さんグッズが置いてありました。たい平さんのご出身地なのかと思ったら、たい平さんは羊山公園の近くがご実家だそう。

ジオパーク秩父の案内板。

秩父はこんなに内陸なのに太古の海の痕跡がある場所で、地学では有名な土地柄。

そしてこの辺りは東京湾に注ぐ荒川の源流域。

さらに峠道を行きます。

道の駅大滝温泉で早めの昼食。

私はきのこそばをいただきました。

標高が高くなって来たので、少し気温が低くなってきました。温かいそばがとてもおいしく感じました。

三峰神社の参道近くを通過してさらに登ります。

途中にあった雷電廿六木橋(らいでんとどろきはし)という楕円形のループ橋です。雄大なループ橋過ぎて画面に収まりませんでした。

近くにダムがあってその眺めも雄大でした。

そしてヤマザクラだとは思うのですが、この時期に満開。私が住む地域と3週間くらい季節が違います。新緑もまだ芽吹いたばかりですから、初々しさがあります。

有料の雁坂トンネル(とても長いです)の途中で県境を越えました。

道の駅みとみ外観。

ここから山梨県の道の駅で、駿河湾に注ぐ富士川水系の笛吹川の源流域になります。

この少し手前に東沢山荘(ひがしさわさんそう)という施設があります。

私は30年近く前にこの東沢山荘に来たことがあります。

当時は東沢山荘から先は車で乗り入れることができず、登山道しかなかったはずなんだよな、と思い出しました。

30年前と比べると周辺の道路がすっかり垢抜けた雰囲気になっていてびっくり。

国土開発ってスゴいな、と呆気にとられました。

多分この辺りで標高1100メートルくらいあるみたいで、ちょっと頭痛と肩こりと足の痺れが…。気圧の変化に体が付いていっていない気がしました。

ちなみに30年前にはすでに東沢渓谷は立ち入り禁止で、西沢渓谷はトレッキングコースを含めて散策路が整備されていました。

道の駅花かげの郷まきおかにある擬洋風建築の室伏学校。

山梨県には5棟現存するそうです。

擬洋風建築は私が住む地域ではもう見ることができない建物です。

今は外観しか見られませんが、こういう建物はなかなか見るチャンスがないのでとても感動的でした。

ここからさらに山を下って山梨県笛吹市の桔梗屋工場に立ち寄りました。

山梨県土産と言えば信玄餅が有名なのですが、とくにこの工場直売のアウトレットも観光客に人気です。

賞味期限近くや型くずれした商品がお得に購入できます。

以前は工場見学もできたのですが、今は団体客だけ受け入れているみたいです。

以前見学したときは、工場のありとあらゆる場所にきな粉が飛び散っていて、見学窓の桟にもきな粉が降り積もっていたのが驚きでした。

桔梗信玄餅には派生商品がムチャクチャたくさんあるのですが、今回はオーソドックスな信玄餅、どら焼きなどを購入しました。

そして帰路につきました。

 

今回も遠くまで連れて行ってくれてMIFさんありがとうございました。

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