今日は通院日。
行きは2本松葉杖で移動だが1本返却する予定。
病院までの1.3キロの道のりを35分で歩けた。徐々に歩く時間が短くなってきて素直にうれしい。
病院ではいつも通り血液検査とレントゲン撮影を済ませて、診察。
主治医による診察は本日が最終。この主治医、10月から2つのクリニックに勤務することになるそうだ。
一応今後の治療について後輩の女性に引き継ぎますとのことで、先週と言っていたことが違った。
その女性というのが「私よりももっとサバサバした女性」とだけ説明し、今まで毎週来てもらっていたけれどその女性医師が主治医になるといきなり2週間後に来てくださいとなるかも…とのこと。
まぁ、だいぶよくなっているし、主治医が変わるのはこの病院では仕方ながないことだ。
主治医にしてみると、神経障害性疼痛が出ているので、私が心配しているのだろうと思っているらしい。
私からすれば、どう私ががんばったって、すぐに神経障害性疼痛がよくならないことくらい理解しているので、主治医が誰になろうとも治療はしてくれる間はこの病院に通院するだけなのだ。
それと傷口とそのつま先側(金属プレートが入っているところ)は、ポンポンとたたくと左足の甲が、おもしろいようにビリビリと痺れる。
自分でやると加減ができるので、ビリビリというよりはピリピリくらいで済むのだが、今日、主治医にそのことを伝えると思いっきりポンポンする。
当然、痛い、痛いと騒ぐ私。
それでも容赦なくポンポンする主治医。
今度の主治医はどのくらいの勢いでポンポンするのか不安で仕方がない。
そのご昼食を挟んで、リハビリ。
2週間ぶりにいつもの理学療法士のお兄さんにお世話になる。
この2週間で神経障害性疼痛はだいぶ改善してきているのと、私が一本松葉杖で歩ける様子に驚いていた。
そのため今日は、階段昇降の練習。
会社の階段よりは少し緩やかな傾斜で段数も少ないのだけれど、病院の実際に使われている階段で練習する。
これが思いの外怖くて、理学療法士さんがいなければ、自己練習できるようなものではない。
登りはまだ恐怖心はないのだけれど、降りるときはものすごく怖い。
それでもリハビリ時間いっぱいまで練習させてもらった。
その後の自宅近くの調剤薬局では、松葉杖が1本になったんですね~と薬剤師さんに声をかけられる。
さすがに顔を覚えられた(というよりも松葉杖だから?)らしい。
さて、今日の傷口写真。
なんだか傷口がテラテラしてきた。
油でも塗っているかと思うような色合いだけれど、今日のお風呂上がりの様子だ。
最近、3Mマイクロポアではかぶれることが多いので、優肌絆を使っていたのだがそれでもかぶれてきた。
同じかぶれるなら、接着力が少し強い3Mマイクロポアでいいや。こっちのほうが安いし(実は両方ともお高いのだけれど)。
さて、この2製品の比較して使うことは少ないだろうから私の主観でちょっと記録しておこう。
たぶん来年の手術したときの参考になるかもしれないし。
3Mマイクロポア…不織布のような感触で優肌絆よりも薄い。傷口を寄せてテープを止めるときにしっかりホールドしている感覚がある。使っているうちに端からめくれることが少ない。傷口に密着しすぎて肌がかぶれたり、はがしにくいときがある。
優肌絆…和紙っぽい感触で、3Mマイクロポアよりも厚手。3Mマイクロポアよりも粘着力は弱いがホールドはしてくれる。使っているうちに端からめくり上がることがある。傷口を中心とした周辺がかぶれにくいものの、かぶれないということではない。
テーピングの有無は必ず主治医に相談してほしい。
私も傷口の様子を目にしたときにあまりのショックで、手術をするんじゃなかったと後悔した。
手術前に主治医に、傷口が残るのは嫌だと言えばよかったとも。(私は女性なので当然傷口が目ただなくなるように手術すると勝手に思い込んでいた)
そのため、ネットで一生懸命検索して、国立埼玉病院の形成外科のホームページを見て、テーピングをしようと決めた。
しかしながら、主治医に相談するまではじっと我慢をした。
ちなみに私の主治医は、したければすれば…という感じで可動域が広い膝ならともかく、足首はあまり効果がないと思うと言っていた。
それでも使用1日目から傷口の盛り上がりが改善したように感じたから、私は今後も続けると思う。
なによりも、ベージュ色系のテープを貼れば、遠目には目立たないので心理的な圧迫は少なくなる。