送付国:カナダ
宛先人:フェミニンな絵はがきがほしい女性
切手:エゾウサギ2円+ニホンザル5円+秋のグリーティング2208・63円
絵はがき:蜘蛛の巣(撮影:今森光彦)
文章面の装飾:デコラッシュ・トリ柄、折り紙の着物ほか。
内容:あなたは蜘蛛の巣をどう感じますか?日本の伝統衣装である着物には蜘蛛の巣柄があって、集客を意味していたので商人には人気があった柄でした、と書きました。
選んだ理由:フェミニンな絵はがき…うーん、漫画やアニメの女の子のはがきは持っていますが、たぶんそういうことじゃあなさそう…。
季節的に蜘蛛の巣の絵はがきは合っているけれど、嫌がる人も多いンだよなぁ…と暫くこの絵はがきとにらめっこしました。
そういえば、着物の柄に蜘蛛の巣があったなぁ、と思い立ち、折り紙の着物と一緒に送ってみることにしました。
だがしかし、蜘蛛の巣柄は遊郭の女性達が着ていた着物の柄だったかも…と投函してから気がつきました(汗)
ま、仕方がない、送っちゃったンだから。
普段ならカナダ行きは2週間くらいで届きますが、お相手は、カナダの離島にお住まい。
ほー、プリンスエドワード島かしら?と地図を見たら、プリンスエドワード島よりも北にありました!
プリンスエドワード島は「赤毛のアン」の舞台です。
物語を読むと、凄く寒そうな描写が多くて、私なんぞ「そんな寒いところにわざわざ住まなくても、もっと南のアメリカに住めばいいのに」と思いつつ、アメリカ人をヤンキーと呼び、フランス語で生活するカナダ人をバカにするような描写に驚いたっけ。
強烈な民族主義というか、英語を流暢に話せる白人こそプリンスエドワード島の住民…という田舎根性丸出しの住民達に、内心クワバラクワバラと感じました。
さて、お相手は北米で一番東側にお住まいです。
使用言語は英語のみ。
カナダの東海岸は英語のほかにフランス語話者も多いと思っていましたが、プリンスエドワード島のように英語が公用語なのかしら?
そして私の絵はがきが届く頃…たぶん3週間以上かかりそうですが、もう雪が降るンじゃあないかな?
今回もお相手まで無事に届きますように。
☆☆☆20221025追記☆☆☆
お相手から受取登録をいただきました。
蜘蛛の巣の画像を喜んでくれて、彼女の地元では大きな蜘蛛の巣は「晩秋」を知らせる自然物なんだとか。
画像も文面も切手も着物の折り紙も気に入ってくれたそうです。
私にしてみれば思いのほか到着までに時間がかからず、少し驚きました。
カナダの東の果て…と思っていた私には、意外過ぎました。