makoto's daily handmades

静岡県・静岡市と富士市をブラってくる その1 宇津ノ谷峠

夜勤が終わったMIFさん。調整日および代休で昨朝帰宅してから平日自由人。
今月初めに「夜勤が終わったらドライブに連れて行ってやる」と言ってくれていた。

できることなら滅多に行けない面白いところはないか…と探す。
地図好きの私は、一度地図にかじりつくとじっくり読まないと気が済まない。
今回は、静岡市と富士市に行くことにした。

まずは、道の駅宇津ノ谷峠に行く。
ここは国道1号線沿い。「東海道中膝栗毛」の中に出てくる丸子宿(まりこじゅく)より少し下り(藤枝市寄り)に行ったところ。
※東海道中膝栗毛では、やじさん・きたさんは、丸子名物とろろじるを食べ損じてしまうことでも有名。


ここ、何が凄いって、道の駅が3か所あること。
「道の駅宇津ノ谷峠」という名前の道の駅が3か所に別れている。
国道1号線静岡市側に2か所(事務所の住所は、下りの道の駅で静岡市駿河区宇津ノ谷82-2。でも上りの道の駅とは国道を直接横断できないので実質2か所)
国道1号線藤枝市側に1か所(事務所の住所は、藤枝市岡部町岡部2190-1。下り線には道の駅はない)
同じ道の駅なのに、それぞれ駐車場と建物があるので「日本一待ち合わせしづらい道の駅」と言われているそうだ。

なにもこれだけを見に行った訳ではない。
この宇津ノ谷峠を見に来たのだ。
この峠は、平安~中世、近世、明治、大正、昭和、平成の6つの道が現存するというのだ。


左のトンネルが平成に完成したもの(国道1号線下り)。
右のトンネルが戦後に完成したもの(国道1号線上り、昭和第二トンネル)。

今日は途中まで平安~中世の道、つたの細道を歩く。









思ったよりも整備されていて、奥多摩ハイクくらいの気持ちで歩くことができる。
しかしながら、平日午前中から歩く人はいなくて、心細い。
それと小川があって、かなり涼しい。避暑できるわぁ~と思ったくらい。
今日は予定が詰まっているので、少し歩いてから引き返した。
ちなみにこのルートは、藤枝市側上りの道の駅まで続いているというので、時間に余裕があれば道の駅3か所を徒歩で巡っても面白そうだ。

ここから道の駅に戻って、宇津ノ谷の集落を見物する。
とてもステキな集落の町並み。観光地化していないが、未だに家々は宿場町のような景観を残している。
観光地化された会津の大内宿や白川郷などを見て少しガッカリした私には、ちょっと新鮮に感じた。
そのため、町並みは写真撮影しなかった。

代わりにこんな写真を撮ってみた。

丸子川の始まり。
私が住む地域の多摩川対岸にも丸子川(まるこがわ)があるが、同じ文字でもここは「まりこがわ」。
川の始まりは、山のわき水かと思っていたら、意外としっかりとコンクリートで固められ、水量も意外と多いので、どうしてここが始まりなの?と疑問を持ってしまった。


すぐ近くの山。急峻な山のずっと上の方まで茶畑なのには驚く。


これは昭和第一トンネル。昭和5年完成なのだが、これを大正のトンネルと呼ぶこともあるそうだ。


昭和第一トンネルの内部。時々車が通過するくらいで、ちょっと怖いくらい。
このほかに明治時代に煉瓦で作られたトンネルがあるそうだ。


トンネル周辺はかなり森が深い。
この辺りは東海道のルートに使われていたとはいえ、全然街灯も人家もないので昼間しか歩けないだろう。


昭和第二トンネル内。国道1号線の上り。

とりあえず、次の目的地に向かう。

おまけ

「新丸子」バス停。読み方は「しんまりこ」。
うちの近くに新丸子駅(しんまるこ)があるので、ちょっと面白かったので、思わず撮影してしまった。
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