傘寿を過ぎた父が転倒したそうです。
昨夏頃から、実家の農業の手伝いに行くと、父の転倒をよく見聞きしました。
今回は、転倒した後に入浴したら、どういうはずみかは本人もよくわからないそうですが、湯船から出られなくなったそうです。
実家は私が幼児の頃に建てた家ですが、浴室はリフォームしているので私には構造がよくわかりません。
浴室に緊急時ブザーがないそうで、父が助けを呼ぶにも声が出にくい症状があります。
ゆえになかなか助けを呼べなかったそうです。
今は症状も落ち着いているそうですが、母曰く、転倒時に軽い脳震盪でも起こしたンじゃあないか、と。
よって念のため脳神経外科を受診したことと、一応3か月先になりますが認知症検査も受けるそうです。
これらは母から電話で知らされました。
まずはホームセンターで浴室用の緊急時ブザーを購入すること、父によく言い含めて運転をしないこと、合わせて車のキーを隠すことを伝えました。
父はそんなに気が強くて聞かん坊という性格ではありませんが、車のキーはホントに隠さないと人身事故まっしぐらです。
私は父が70歳になった時から事あるごとに「免許返納はいつ?」と尋ねていました。
70歳当時の父は私にそんなことを言われたことにショックだったみたいですが、昨年80歳を迎えた時には「そろそろだな、いつにしようか」と口にすることもありました。
私は内心では、その足で警察署連れて行こうか?という言葉をグッとこらえて「そろそろと思った時が返納時だよ」と諭しました。
が、やっぱりまだ返納してなかったかコンチクショーとは思っています。
認知症検査で診断されてから返納するよりは、自主返納の方が自尊心を保てると思うンだけどな、それは私の考え方であって父の考え方かどうかは分からないからねぇ。
介護認定調査も受けて欲しいけれど、デイサービスには行きたくないそうで、なかなか難しい問題です。
結局、結婚して家を出た私がやれることなんてぜーんぜんないンです。
別の場所だけれど近くに住む兄が手助けしているしね。
今のところ私にできるのは、ホームセンターにこんな便利な製品があるよーと教えてあげるだけなんです。
私は何事も余計な口出しはしない方針です。
介護認定調査を受けなくてもせめて手摺くらい付けてほしいンだけれどなー(私のボヤキ)。