この日は午前5時50分に実家到着。
今後、午前6時出勤が増える予定なので、道路状況を確認したかったからです。
幹線道路をいくつも通行するので路肩に大型車が時間待ちしているだろう…と思っていた通りでしたがそもそも交通量がとても少ないので、想定より10分近く早く到着しました。
あまりに早かったので、収穫の手伝いもしました。
事前に兄には収穫のやり方、見極め方を教わりましたが、それは日中の光量。
朝は斜めからの日光で夏でもほんのり黄色やオレンジがかった色合いなので、迷いながらももぎ取りました。
収穫は収益に直結しますから、私のようなド素人がすぐにできる訳じゃあありません。
でも…。
収穫適期の果実は、葉の陰にあってもホワッとそこだけ明るいというか、後光がさすというか、周りから浮き上がって見えるものです。
以前、兄にそう説明された時に「なんと宗教がかった説明なんだろう、ワケワカラン」と思ったものです。
ですが、朝日に照らされた果樹園で説明通りの状況にビックリしました。
ホントに浮き上がって見えるンだもの。
まだまだ本格的な収穫シーズンではないので、ド素人の私でもなんとか作業終了。
ついでに早め出勤したので、サブ農産物であるブドウの地方発送の箱詰めも手伝いました。
これもすでに兄からレクチャーを受けています。
昨年までは父の担当だったので、ほんの少し、父の手伝いをしていたとはいえ、ド素人臭さが…。
私が実家の農作業を一生懸命手伝っていたのは約30年前まで。
当時とは緩衝材や箱自体が変わってしまったので、やっぱり分かりにくいンです。
もっと父がやっている作業をちゃんと見て、教えてもらえば良かった…。
昨年の父の様子から、近い将来、私も箱詰め作業ができた方がいいよね…と思っていたのに。
父から何も教わらずに、箱詰め作業に取り掛かる時が来るだなんて想像もしていなかったです。
母にいろいろチェックしてもらいたくても、母はそういう所がちょっと粗っぽいというか、杜撰な性格。
とはいえ兄のやることを増やしたくない…私がやるしかないか、頑張るしかないなー、とド素人臭い作業となりました。
私は兄から教わるチャンスがあるなだから、まだまだいいはず。
世の中には事業継承を全くできずに自営業を継ぐ方もいらっしゃると聞きますから私は楽。
農業や農地を引き継ぐこともないので、ただ農作業をすればいいだけです。
無責任に過ごしていても「makotoは嫁に行ったご身分だものね」で済んでしまうから、気楽なお手伝い要員を享受しています。
この日は午後3時までの直売所のお手伝い、そこから30分の締め作業までお手伝いしました。
暑くて汗臭いことも自覚しつつも、頑張った達成感がありました。
次回も楽しくお手伝いしたいです。