昨日立ち寄った園芸店で、ミニトマトのアイコが行灯仕立てになっていました。
じつはわが家で育てているミニトマトの支柱が短くて、今後どうやって育てるかが火急の課題でした。
今更行灯仕立てに変更?
どうしようと一晩考えて、今朝仕立て直しをしました。
もうなにがなんだか…。
しかも茎も折っちゃったし。
ま、なんとかなるさ、の精神です。
これで高さ半分になったので、暫く放置です。
でもこの作業中に思い出したことがあります。
亡くなった祖父の農作業を手伝ったのは、私が学生時代だからもう30年近く前だけれど、いろいろ教えてくれていたこと。
「オンナはすぐ手が痒いって言うから、お前は手袋して来い」とか「オンナは力が無いから、ここで芽かきしていろ」だとか。
今だったら女性蔑視ととられかねないけれど、あれは祖父の優しさだったんだよな、って。
私がアトピー持ちでいつも手の痒みで悩まされていたのを知っていたし、当時70代の祖父がグッと支柱を差し込んだりクワで苗床作りをする間に、私が軽作業をしていたり。
あの祖父が私がミニトマトを行灯仕立てにしているのを見たら、なんと言うかな?
たぶん「俺もやる」か「お前には任せられない」だろうな。
ちょっと変わった果樹や庭木を育てるのは好きなのに、野菜作りだけは従来の品種を作りたがっていたからなぁ。
この年になって、祖父からもっと野菜作りを教えてもらっていたらなぁ、と感じています。