朝食もおいしく食べる。ふだん旅行に行くと前夜に食べ過ぎるほどなので、翌朝全然食べられないくらいだから、昨夜の量はちょうどいいのだろう。
MIFさんは朝からご飯をお替わりしていたから、やはり少なかったのかもしれないが。
チェックアウト後に高台に登る
厳島神社から大鳥居を望むと、潮が満ちてきている
社殿前まで海面が上がってきている
昨日とは違う雰囲気に興奮!やはり素晴らしい風景だ
海面に映る大鳥居も素晴らしい!
フェリーで宮島口港に向かう。
ここでJRに乗り換える。
今日は、すごく昔、ネスカフェCMで見かけて以来、一度は行きたいと思っていた錦帯橋を見に行っきた!
いつか行きたいと思っていたが、それが今日、この時!
橋好きな私にとって、憧れの橋。
しかも土木技術者(専門は橋梁ではないけれど)であるMIFさんと一緒に見ているから、分からないことはMIFさんに聞く。
こんな贅沢にクラクラしそう!
錦帯橋から錦川に望む。ふだん多摩川くらいしか見ていない私には、清らかな流れに感動!
桜並木。まだ全然咲いていないみたい。錦帯橋がある岩国は、瀬戸内海に面しているので温暖だと思っていたが、意外と寒く、桜も関東より遅い?
吉香公園の大噴水。消防放水かと思うくらいの噴水で驚く。ちょっと要塞みたいでカッコイイ
こちらは大噴水を見た後だと小さく感じるが、かなりいい雰囲気の噴水で癒やされる
旧目加田住宅。日本民家園の住宅よりも前庭が小さく、本来はこういった雰囲気だったのかな?と思う。今にも時代劇の撮影ができそう!
この雰囲気、大好き!春を感じる植栽って本当に癒やされる
2年前に西丹沢のミツバ岳で見てから、ミツマタのファンになった。黄色いこの花が本当にいとおしい
2日前、3月24日にオープンした岩国シロヘビ館にやって来た!
【注意】蛇が苦手な人は次の写真はすっ飛ばしてください【注意】
生後7か月のシロヘビの赤ちゃん。大人になるまで3年かかる
【注意終わり】
漫画「蟲師」ってご存じですかね?作者が岩国市出身だそうで、館内に肉筆画が飾ってあって、しかも撮影OK。
以前の同僚の方(もうオーバー60)の方に勧められて読んだ漫画で、一時期とってもハマった。江戸末期~明治時代くらいの時代設定で、農村部の風習や民俗、言い伝えを題材にしたファンタジー。ドラマ「精霊の守り人」を見て楽しめたなら、面白いかも。ただし、派手なアクションはないから冒険性よりは、旅人モノと言う感じ。
次はロープウェイに乗って岩国城を目指す。
山頂の岩国城。
いやはや、ここまで来るのに足の痛みが…MIFさんには言わなかったけど、歩く速度が全然上がらないから気づかれてしまった。
城の前の休憩所でお昼ご飯。
宮島口駅近くの「うえの」で購入しておいた「あなご弁当」。
「マツコの知らない世界」の駅弁の回で紹介されていて、なかなか駅弁大会に参加しないと言う会社のもの。
すごく楽しみにしていたんだ~!
掛け紙は違うけど、中身は同じ。
これ、本当においしくて、買ってよかった~!
しかもリュックでずっと背負ってたの私なんだ~。足痛いけど、買って来て本当によかった~!
それと休憩所で錦帯橋の平成の大改修工事のビデオを流していて、食べながら見入ってしまった。
MIFさんが「買って帰れば?」と言うが、これを買ったら一日中見てしまうような自堕落生活になりそうなのでやめておいた。
でも、橋の解説は大変面白く、歴史はもちろん構造解説も分かりやすく実に興味深い。
城は小田原城と同じようなコンクリート製で戦後再建されたもの。城自体、江戸初期にたった7年しか使われなかったそうだ。
昨日の広島城でも感じたが、刀剣の展示が多い。
そして、天守閣からの眺めは最高!ただしガラス戸で囲われているので、近代的な建物と感じてしまう。
ロープウェイで下り、再び吉香公園。陽光桜。今が満開
公園の端に巨大なカイヅカイブキ。昨日もみて驚いたが 今まで見たことがない大きさ。岩国市でも梨は栽培されていないのだろうか?
梅のような花が満開。今頃梅?品種は不明。
アンズの花。品種は不明
しだれ桜
錦帯橋の右岸側にある槍倒しの松(3代目)。初代は錦帯橋にかかる場所にあった。
吉川家が毛利家をはじめとする大名家に対する涙ぐましい意地を感じさせる
錦川右岸下流から錦帯橋の下に向かう
ここから暫く「橋love」状態の暑苦しい記述をするので、橋に興味がない方はすっ飛ばしてください。
真下から錦帯橋を望む。やっぱり橋は真下から構造を見ると堪らなく楽しい!
美しいアーチは、この木組みに支えられて一層の力強い構造美を作り上げている。さすが錦帯橋!と惚れ惚れする。
ネスカフェのCMで初めて錦帯橋を見たとき、その構造かどうなっているのかと不思議でたまらなかった。
ああ、こんな素晴らしい木組みで作られていたのかと感動!
複数の種類の木材を組み合わせ、鍛冶の名工が鍛造した釘などが使われているそうだ。
こんな素晴らしい橋をこの目で見て、触れて、今日ここに来られたことは、一生の思い出になるだろう。
橋の基礎(両岸に接合している部分のみ)。ステキ過ぎてクラクラする!
支柱の接合部。こんな所にも美しい補強がされていて、簡単に崩れないような工夫がある
錦帯橋の左岸側から。
ところが錦川右岸は砂利か多くて、歩きたくても足が痛く全然前に進めない。
岩国城周辺の山道でかなり足に痺れも痛みも出ていたので、我慢の限界。
憧れの錦帯橋を前にもう歩けない、ギブアップ、もうムリ。
仕方がなく帰路につく。
岩国駅までは、いわくにバスに乗ったが「おはんバス」。岩国出身の宇野千代さんの「おはん」を紹介したバスだった。
JR山陽本線の岩国駅から広島駅まで行き、一度改札を出てお土産を購入。
そして大判焼きを買って、2人でほおばる。
子どもの時に読んだ「広島の姉妹」には「回転焼き」のエピソードがある。
これは大人になってから、「今川焼き」と言っていたもので、一般的には大判焼きと言うことを知った思い出がある。
今日はかなり寒かったので、大判焼きの温かさがありがたかった。
帰りの新幹線は、楽しみにしていた九州新幹線「みずほ」。
九州に行かないと乗れないと思っていた「みずほ」は、大阪までなら乗れるとMIFさんが教えてくれてので、乗ることらにした。
「みずほ」の座席は、のぞみのグリーン車?と思うくらい広くて快適。
新大阪駅で後発ののぞみに乗り換えて、今帰りの新幹線の中。
1泊2日で、電車だけでこんなに遠くまで行って、見たいモノを見られるものなのかと驚いた。
じつは、この4月からMIFさんが転勤となり、今度の担当はどうやら今ほど時間が取れない業務内容になると言う。
彼の業界の人手不足は深刻なので仕方がないことだ。
MIFさん、これまでのように時間が取れないだろうからと旅行に誘ってくれてありがとう!
まだ思うような歩き方で遠出はできないけれど、とても楽しかったし、一生の思い出になるような体験をたくさんできて、感謝でいっぱいだ!
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