この日は、両親、兄、私で作業しました。
兄は途中で防除作業をしていたので、残りの3人で作業していた時間が長かったです。
この日は私のクローゼットからン年ぶりに登山用杖を持って行きました。
杖は2種類3本です。
1本はT字型杖で、私が左足を骨折後に通勤でも暫く使っていたタイプ。
残りの2本は、I字型杖で2本1組。
私が骨折した時にこの2本杖があったから、少しは歩く助けになったタイプ。
これらは果樹園等で父に使ってもらえたらな、と思っています。
父は介護保険の範囲で杖も購入しているのですが、新調した杖に泥が付くので使えない(苦笑)。
何のための杖なんだか。
たしかに当地の農地は黒ぼく土、その下の層は関東ローム層の赤土ですから、土が付くと泥汚れが他の地域と比較にならないくらい落ちにくいです。
私のお古のストックなら汚れてもあまり気にならないかと思いまして。
父にはまだ杖を積極的に使う雰囲気はありませんが、そのうち使わないと丘の上の果樹園へ行き来することはできなくなるでしょう。
できないことを嘆くよりも、できることを少しでも長く維持してもらいたいと、個人的は思っています。
この日は摘果作業ですから、同じ仕事の繰り返しで共同作業で12本くらいできたかなぁ?という作業量でした。
今は予備摘果なので、いずれは本摘果します。
本摘果は収益に直結しますから、恐らく兄と母でやるのかもしれません。
父が予備摘果をすると、やり残しが多いそうです。
そのため父が摘果をした後を私がおさらいして、やり残しを仕上げていきました。
父は果樹園での仕事をしたいので、私はこの状況でも父ができる範囲でやってくれればいい、と思っています。
この日、昼休みに母がご近所まで買い物に出かけました。
15分くらいの外出だったのですが、母が出かける姿を見なかった父。
私がなだめすかして父に「すぐ10分くらいで帰ってくるから座って待っててね」と言う場面が何度か。
父の表情が迷子の子どもみたいで、ムチャクチャ不安そうでした。
私もいずれは行く道です。
父が果樹園や野菜畑で働きたいと思う限り、働ける環境が維持できればと思います。
次回も楽しくお手伝いしたいです。