気がついたら、もう何年も一眼レフカメラを使っていなかった。
社会人になってから少しずつ買い集めた一眼レフカメラとレンズ、アクセサリー。
ところが、広報担当から異動した後、闘病のこともあってあんなに情熱を注いだカメラに興味がなくなってしまった。
一念発起して、今更使わないカメラやレンズを売却することにした。
カメラ自体は、新宿のマップカメラhttps://www.mapcamera.com/で買っていた。
ちなみにこのカメラ購入時に、マップカメラで購入したカメラを買い取りするときに有利になるシールをもらっていたのを思い出した。
カメラに関して言えば、私の場合は箱をすべてきれいに保管していたし、その緩衝材も保証書も領収証も全部きれいに保管している。
おかげで、いつ購入したモノか、どこで購入したモノかもすぐに分かるようにしていた。
さて、10時45分に店舗に到着。すでに20人以上の受付が終わっている状態だった。
今回は、一眼レフカメラ(フィルム用)1台、標準ズームレンズ1本、望遠ズームレンズ1本、広角ズームレンズ1本、マクロレンズ1本、スピードライト1本、レンズフィルター10枚くらいだ。
査定受付で、「フィルターは査定対象外。スピードライトも買取終了機種」と告げられ、早々に持ち帰り決定。
数が多いということで2時間待ちで13時に査定終了とのこと。
さて、ぽっかり空いた時間を、都庁に登って過ごす。
都庁の展望室は無料で登れて、温かく過ごすにはとても理想的な空間だ。なんだ、このいい感じなのは。
初めて登ったけれど、なんだかウキウキしてしまった。
近くの公園でフリマをやっていたのだけれど、もうね、真上から見ると面白いね。
さて、都庁にお勤めの人が行くであろうお店でごはんも食べてきた。
私にとって新宿と言えば、とんかつ。
学生時代に新宿で待ち合わせをすると、どういうわけか私の友達はたいてい和幸に行きたがる。
和幸って、川崎発祥のとんかつ屋だから、私にとっては全然珍しくないのだけれど…と思いながら。
今回は和幸ではなく「伊勢」というお店。
お昼も食べたし、すぐ近くに献血ルームがあるからちょっと献血しようかな…と思ったら、土日はお休みでした。残念。
気を取り直して、先ほど展望室から見えたフリマ会場に行ってみた。
MIFさんはフリマを見るのは初めてとのこと。そうだったかな??
私は何度か行ったことがあるのだけれど、たいていの場合はがらくた市だ。
今回も洋服を売っているお店が多い中で、がらくたを売っているおじさんを発見。
MIFさんが「このスピードライトとフィルター、おじさんにあげちゃおうか?」というので、私も「そうだね」と同意。
こういう交渉はMIFさんの方が長けているので、MIFさんにまかせる。
しばらくするとMIFさんが戻って来て「おじさんにあげてきた」という。
おお、これで、川崎までゴミをお持ち帰りせずに済んだ。
さて、そろそろ時間もいい頃合いになったので、マップカメラまで戻る。
査定してもらった5点のうち、望遠ズームレンズは買取終了商品とのことで、そのまま返却される。
査定結果は4点で、3万円ちょっとになった。
結局、望遠ズームレンズはお持ち帰りすることになったけれど、これだけの金額になるとは正直思ってもいなかった。
たぶん、トータルで50万円以上かけて買いそろえたモノだけれど、今となってはこんなモノかな。手入れもそんなに頑張っていなかったし。
それにしてもこれで少しスッキリした。よかった。