まだ私は左足関節外果骨折のことをまったく乗り越えらていないようだ。
この骨折は三年前の8月に己の身に起きたケガで、いろいろな価値観がガラッと変わるきっかけになったのだ。
今日、たまたまこの角度で自分の足元を見たんだ。
何気ない、本当に何気ない視線の先に傷跡があって、不意に涙が流れた。
あまりのことに自分でも驚いた。
私の足にはこんなに醜い傷跡があって、まだ痺れている。
その負の感情に負けそうだ。
そう瞬時に判断して涙が流れた。
この春、やっとサブリナパンツを新調したんだ。
骨折以来、サブリナ丈はあまり履きたくなかった。
傷跡が見えると胸がキューッと締め付けられるような気分になるから。
もうそういった感情を乗り越えたいし、何よりも以前よりは傷跡もだいぶ目立たなくなってきた。
ところが今日、写真のパンツの色もよくないけれど、パンツの縫い目が足首からずっと太腿まで続いているような気分に…。
ギョッとした。
今日は季節の戻りで、少し寒いくらい。
じつは昨日の午後から足の痺れがきつくて、ちょっと気持ちが落ち込んでいた。
だから負の感情が爆発したのだろう。
今は気持ちが少し落ち着いた。
骨折とともに私は心も折れてしまった…。
これは本当のこと。
折れた心はなかなか治らない。
今日みたいに、ふとしたきっかけで涙が出ることもある。
今更このことで悲しむだなんて、想定外だから必要以上に落ち込む。
そしてゆっくり回復して、忘れた頃にまた落ち込むことがあるのだろう。
心はゆっくりしか回復しないし、何度も試練を越えないと回復しない。
そんなこと、ずっと前から知っているじゃないの!って思い直す。
それにしても、このサブリナパンツ、どうしよう。
けっこう気に入っているんだけれどな。
素足で履くのはやめて、靴下で傷跡が見えないようにするしかないかな?
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makoto
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