先日贈り物をしたお礼でサクラKさんから電話をいただいた。
彼女は学生時代の友人で、今はパートで先生、夏休み期間はプールの監視員のアルバイト。
え?パートの先生だとバイトしていいの?と不思議なのだが、先生と言っても補助教員(お察しでお願いします)なので、正規雇用ではないのでアルバイトOKとのこと。
彼女の助言で、まずは短期アルバイトで仕事をしてみようかという気になった。
私 「そろそろ学校始まるでしょ?プールのアルバイトはそろそろ終わり?」
彼女「神奈川は学校が始まるのが早いんだよね?千葉は9月からだからまだプールのバイトしているよ」
私 「そんなギリギリまでバイトしているの?」
彼女「プールには学校の子たちも来るから、けっこう相談されるんだ」
私 「えー?宿題とか?教えるの??プールで?」
彼女「違うよー(笑)、学校に行きたくないとかだよー」
私 「そんな人生相談受けるの?バイト中に?」
彼女「休み明けに不登校になっちゃう子も意外といるし、私、担任はもってないからさー話しやすいんだと思うよ、子どもから見たら暇そうに見えるんじゃないなか?暇じゃないけど」
私 「パートなのにそんな相談、受けていいの?」
彼女「まさかー!子どもには『私は始業式の日から学校に行くよ』って言って、あとは担任の先生に報告しておくだけ。私の立場じゃそれしかできない」
サクラKさんはとても人懐っこい人だし、子どもたちにも好かれているのだろう。
ほかのバイト中も、子どもたちと会えるのが楽しいと言う。
そう思うと、私のように子なし夫婦を選択したモノにとって、さぞかし彼女は自分の子どもが欲しかったのだろう。
彼女の家庭事情が常に引っかかる私には、彼女の無念さは計り知れない。