11月3日、今日は 蔵 のある増田町へ
横手市増田町は横手盆地の成瀬川と皆瀬川の合流点に開けています、南北朝時代に小笠原氏が増田に城を築き葉たばこや繭を主力商品として
両流域の物資の集配地としての商業が発展したそうです。
1643年から始まった朝市通り
現在の中七日通りは今も増田の商業活動の拠点となっています。
商店主は主屋の奥に雪国独特の特徴を行かした土蔵(内蔵)を建て、現在では伝統的建造物となっているそうです。
*旧石平金物店(蔵の駅)の内蔵は → 店舗、座敷、居間、水屋、内蔵と続く間取りとなっています
外壁は黒漆で塗られ4枚の扉で湿気や防火から守るように作られ鞘飾り細工も施されています
漆蔵資料館(佐藤養介商店)
この資料館の中にも内蔵が有ります
店舗~内蔵までの長さは90から100メートルと細長い敷地となっています
内蔵にはレストランも
当初より座敷蔵として建てられた内蔵は家人だけが入れ、使用されている梁や棟木は巨大であり、内部にも贅を凝らした当時の商人の
生活ぶりがうかがう事が出来ました。また水力発電や増田銀行の成功もあいまって産業、経済の要としての地位を築いたそうです。
現在48の家屋(内蔵付き)があり、一部を除きほとんどが居住として使用されているそうです。
先人たちが築いた歴史的な町並みを保存し、それを活かした町づくりを後世へ継承している事にとても感動し誇りに思いました。
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