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アーグラーつったら、あそこって場所に入ってきました。
インドの洗礼きたー。
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早起きして、
ドライバーに拾ってもらい、
インドのハイライトの一つ、
タージマハルへ。
朝方は涼しげで楽。
でも観光客は既に沢山。
インドの観光収入の一翼を担ってるだけあるね。
物売りも、比較的しつこくない。
「イラナイ、カワナイ、バイバーイ」
みたいな。
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タージマハル。
スケールも壮大だけど、
それが、総大理石ってのが、
しかもお墓って。
住みなよ。
その上、対岸に黒タージも作るつもりだったって言うんだから、全く。
お金あり過ぎ。
カースト制度の国だからなのか、
貧富の振り幅が広い。
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タージマハル内で、
少年がやけに写真ポイントをアドバイスして来て、
その後チップ請求。
払うからアンタの写真も撮らせてよと、
少年の写真を撮ったのだけど、
奴は、後で撮ってもらった時に、
まんまと自分のデータを消去して軽やかに去って行ったのだった。
完敗。
こうやって、脈々と
したたかなインド人が育成されてくんだな。
鮮やかで逆に感心。
こっちも値切るべきだったけど。
チップは100円だしまあいいやって考えはよくない。
インド人にしてみれば100円で数日暮らせる
学習したので、次からは負けないぞ。
しかしまあ観光業界はホックホクだな。
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その後もいくつか寺を廻って、
ドライバー御用達のお店に連れてってもらう。
…ここまでは良かった…。
ウチらもビール飲んでたし、
そんなもんなのかなーと、
インドは問題ないとか言うから、
ドライバーがビールを飲みはじめたら、
下ネタばっかりになるわ、
法外なバクシーシを請求するわ、
(後にジョークと弁明)
一気に面倒くさくなる。
酒飲んで気が大きくなり、
日本人女子は軽いとされているらしく
確かに酒飲む前はいい人だしで、
20人の家族で住んでるよーと
家に招待して、
何回かコトに至ったことがあるらしく、
何匹めかのドジョウ的な下心もあるんだろね。
そんな不毛な会話を何巡もして、
なぜかお土産屋に到着。
幸いにも、
その店の人が親切で、
ドライバーの様子が変だから、
落ちつくまで店にいて良いと言ってくれる。
買い物も結構しちゃったけど。
数時間後、
出発まで、
もう駅で3時間もあるけど待ってもいいやと思いきや、
こちらが、
何かあったら、政府の観光案内所の偉い人に電話する。
↓
これまでのことを報告されたらクビになる。
そんな切り札を持っているので、
焦ったのか危険だから、
義務があるからーと引き留めがしばらく続く。
面倒くさいー。
そんなこんなの内に、
出発一時間前となり、無事お別れ。
バクシーシも想定内。
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このドライバーは、
酒癖は悪いんだろうけど、
悪意は無いんだと。
実際恫喝や強制は無かったし。
こちらの希望は聞いてくれたし。
こちらにスキもあったし。
今までクビになってないなら、
どこかで、
コトに及んだ相手の合意があったんだろうし。
それにしても政府のソレでこんなだから、
悪徳ツアーとかもう…
そりゃ身包みはがされたり、
身の危険が及ぶだろうなって感じ。
しかも、自分1人だったら…と思うとね。
今回相方がいて、
面倒臭いねと
笑い話で振り返られるからホント良かった。
カープのキーホルダーに感謝。
…と、つらつら思い返していたら、
発車直前にドライバーが戻って来る。
心配になって戻ってきたとか言っちゃって。
驚きと、嬉しさと、面倒臭さと。
やっぱり基本悪意は無くて、
アルコールが抜けて、我に返ったのかもね。
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駅は、
なかなかな混然具合ではあるけれど
味わい深くもあり、
チケット持ってないと入れない
待合室があるので、
ゆったり待つことが出来、
寝台も
どの車両に乗ればよいのやら、分かりにくい以外は大丈夫。
後は、睡眠薬を混入された何かを口にしない様に、
気をつけて朝を迎えるだけ。
あー長い一日だったー。
面倒くさかったけど、
危険ってのとはちょっと違う感じなのでご心配なく。
こんな感じで、
面白おかしく、インドエピソードが語れて終わるように、
スキルアップしてくよー。
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インドも中東みたいに、
公衆の面前での男女交際は厳しいらしく、
外人はそこらへん大らかで
抵抗しない日本人女性は
バカだしチョロいから
大好物とされてる様子。
中東もそんなんあったね。
触るな!って今回言えたけど、
一緒に2ショット写真とってーとか言ったりするのも、
相手にハードル低って思わせるのかもな。
でも写真とっちゃうけど。
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食:チャパティ(砂糖入りのナンみたいな)、ヨーグルト
スープ、ナン、サラダ、
ビール、コーラ